連載 『勝ち組になるために』の第5回目です!
第1回目はこちら
第2回目はこちら
第3回目はこちら
第4回目はこちら
今回のテーマは、伸び伸びになっていた
トレードスタイルについて。
その前に、ちょっと時間が空いたので
おさらいしておきます^^
今までは、
・勝率
・平均利益
・平均損失
・スプレッド
こういったものをしっかり分析・対策することが
とても大切ですよ!という話をしてきました。
なぜなら、自分のトレード力の見直しを出来ますし、
何より、これからお話しするトレードスタイルを
決めるためにも重要なデータになってきますので。
何度も何度も言ってますが、ここを軽視しちゃ、
いつまで経ってもまともなトレードが出来ませんので、
しっかりやって下さいね!
出来れば、
間近100トレードのデータを出して、その結果から次の課題を挙げ
そして、その課題をこなしながら行なった100トレードのデータを
集計して、また対策して・・・
というのがベストです。
1度だけでなく何度も行なうことで
より具体的に修正できてくると思います。
で、今回のテーマであるトレードスタイルについてです。
僕は今まで、このブログを通して知り合った数十名の方から
間近100トレードの勝率・平均利益・平均損失のデータを
いただいています。
そのデータを見て、まず何を考えるのかというと、
R倍数と平均利益の2つです。
この2つのデータを見ることで、ある程度その人の問題点と
どう対策すればいいのかが見えてきます。
では、具体的な話をしていきます。
まずR倍数です。
僕は「R倍数を1Rにしましょう」という話をよくします。
1Rに出来れば、勝率は50%で負けないトレードが出来ますので
ここは結構重要です。
ただ、1Rにすると言っても、
どうやって1Rにするかが問題です。
例えば、
平均利益 30pips
平均損失 50pips
の人がいたとして、この人が1Rにするためには、
平均利益を50pipsに上げるか、平均損失を30pipsに抑えるかに
なりますが、どちらを選択するかはかなり大きな違いだと思います。
なぜなら、
少なくとも1R未満の人は典型的な利小損大のトレードを
してしまっているので、利を伸ばすというのが苦手です。
少しでも利が乗ったら、その利を逃したくないために
薄利決算する傾向が強いので、
1R未満の人に
「もっと利を伸ばす努力をしましょう!」と言っても、
それはかなり辛いんですね。
仮に、「もっと利を伸ばす努力をしましょう!」とアドバイスして
その人が「よし!まずは利を伸ばす努力をしよう!」と思い
出来るだけ長い時間ポジションを保有し努力したとしても、
もし、そのトレードが結局は建値に戻ってきてしまい
同値撤退することになると、
「あ~さっきの利食いしときゃ良かったな」
ってなります。
実際、そういうことよくありますよね?
まぁ、同値撤退ならまだ良い方ですが、
もしこれが逆に含み損抱えるような展開になると
その人の後悔はかなりのものになります。
で、その後悔から無茶なトレードして
さらに傷口を広げる・・・なんて展開もよくあるはずです。
ですから、1R未満の人にはどうアドバイスするかというと
「平均損失を平均利益と同じに設定して下さい」
と言います。
つまり、ロスカット幅を平均利益と同じにします。
もちろん、利を伸ばす努力も必要です。
が、それは徐々に修正していけば問題ありません。
まずやることは、平均損失を下げて負けないトレードを
することの方が大事だと考えます。
さぁ、ここからが大事なことになりますよ~。
じゃあ今度は、
・どうやって平均利益を取りに行くのか?
・どうやって平均損失を平均利益と同等で抑えるのか?
ということを具体的に考えていかなければなりません。
つまり、これがトレードスタイルになってくるわけですね^^
ただ、これは人それぞれなので一概に「こうです」とは言えません。
なので、先ほどの例をそのまま使って
僕ならどうするのか?という解説しますので、
これをヒントに自分なりのトレードスタイルを
考えてみて下さい。
先ほどの例はこうでしたよね?
平均利益 30pips
平均損失 50pips
ですから、
・平均利益の30pipsとどうやって取りにいくのか?
・平均損失を平均利益の30pipsにどうやって抑えるのか?
を考えていくことになります。
では、どうやって平均利益の30pipsを取りに行ったら
いいかを考えてみましょうか。
僕がもし30pips狙いのトレードをするなら、
・ドル円のデイトレ
・ユーロ円orポンド円のスキャル~短期デイトレ
のどちらかですね。
ただ、僕はあまり1トレードに時間をかけたくないタイプなので
前者よりも後者の方が合ってると考えます。
この辺は、自分の癖や心理状態などを把握しておくと
選択しやすいですね。
また、もう1つの
・平均損失を平均利益の30pipsにどうやって抑えるのか?
を考えると、ポン円よりもユロ円の方が簡単だと思います。
なので、この平均利益&平均損失幅であれば、
ユロ円のスキャル~短期デイトレ
というトレードスタイルがベストになりますね。
実際、ユロ円なら1トレードで30pips以上の利食いチャンスは
1日に何度もありますし、
エントリータイミングさえうまく合えば
数十分程度、場合によっては10分ぐらいで
1トレードを完了させられます。
また、これぐらいのポジション保有時間なら、
短期トレードがメインの僕でも比較的狙いやすいトレードなので
精神的負担も少ないです。
このように、
・自分の癖や心理状態
・相性の良い通貨ペア
などを考慮しつつ、通貨ペアやポジション保有時間などを考えていくと、
具体的に自分に合ったトレードスタイルが決まってくるはずです。
当然、どの通貨ペアを選ぶかという前提として
それぞれの通貨ペアの癖などをわかっていなきゃなりませんが、
そこは慣れるしかないですね。
ですから、デモでいいので、色んな通貨ペアでトレードしてみて
自分に合った通貨ペアを見つけて下さい。
そして、それぞれの通貨ペアの癖と自分の平均利益とをマッチさせて
どういったスタイルでトレードすることが自分にとって
最適なのかを考えてみて下さい!
ここまで決まれば、あとは・・・
長くなったので、この先はまた次回にしましょう
では、今回は以上です!
「今回も参考になったよー!」という方は応援ポチを
↓ ↓
もう1度初めから復習したい人は↓
第1回目はこちら
第2回目はこちら
第3回目はこちら
第4回目はこちら