連載 『勝ち組になるために』の第4回目です!
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前回は、
勝率とリスクリワードレシオの関係を
ちょっとした具体例を出しながら解説しました。
そして、自分のデータを算出することは大切なんですよ!
ということも。
今回は、そこからもう少し突っ込んで話していきます。
その前に、1つ考えなければならないことがあります。
それは何かといいますと
スプレッドです。
これは、この後お話するトレードスタイルにも関わってくることなんですが、数pips~10数pips程度のスキャルピングをメインにトレードされている方はこのスプレッドがかなり大きな問題になります。
もちろん、スキャルメインじゃなくてもなんですが。
例えば、
ポンド円スキャルで、
平均利益、平均損失ともに20pipsとした場合(R倍数は1R)は
勝率が50%以上あれば、トータル収支はプラスになりますよね?
でも、実際にはこの平均利益、平均損失にスプレッドを考えるので
このトレーダーの場合の実際の平均利益、平均損失は
スプレッドを2pipsとした時、
平均利益22pips、平均損失18pipsとなり、
スプレッドを4pipsとしたとき、
平均利益24pips、平均損失16pipsとなります。
つまり、
スプレッド2pipsの場合は、
平均利益、平均損失ともに20pipsと同様のパフォーマンスを出すために、
平均利益22pips、平均損失18pipsのトレードをしなければならず、
スプレッド4pipsの場合は、
平均利益24pips、平均損失16pipsのトレードをしなければならないということです。
ちなみに、その時の勝率はどうなるかというと、
スプレッドを考慮しないで、
平均利益22pips、平均損失18pipsのトレードをしていたなら
0=(x×22)-{(1-x)×18}
0=22x-18+18x
40x=18
x=0.45
となり、45%の勝率でトータル収支±0になりますので、
その差は5%です。
また、平均利益24pips、平均損失16pipsのトレードなら
40x=16
x=0.4
となり、40%の勝率でトータル収支±0になりますので、
その差は10%もあります。
本来であれば、45%の勝率維持で負けないトレードが出来るはずなのに
スプレッドが2pipsあることで、勝率を5%上げなければなりません。
同様に、スプレッドが4pipsもあると
勝率を10%も上げなければならないんです。
それだけ勝率を上げて、やっと1Rのトレードが出来るということ。
・・・この差ってかなり大きくないですか?
ちょっと角度を変えて勝ち回数を考えてみると
勝率を5%上げるなら、
100トレードした時は、5回の勝ち
1000トレードした時は、50回の勝ち
1万トレードした時は、500回の勝ち
が今よりも更に必要になるということです。
10%上げるなら、
100トレードした時は、10回の勝ち
1000トレードした時は、100回の勝ち
1万トレードした時は、1000回の勝ち
が今よりも更に必要になるということです。
実際、スキャルメインの人なら
1日数回から数十回、多い方なら100回以上トレードしますよね?
トレードを繰り返せば繰り返すほど、
スプレッドの影響が強く大きく出てきますので、
スプレッドの広い業者を使っていると
トレードすればするほど不利になっていきます!
単純に『スプレッドは狭いほうがいい』と思われがちですが、
このように具体的な数字として目の当たりにすると、
どれだけ重要なことが理解しやすいと思います。
スプレッドは本当に死活問題になりますので
甘く考えずに、しっかりスプレッドが狭い業者を選んでくださいね!
ちなみに、スプレッドが最も狭い業者は
DMM FX か MJです。
現在どちらもスプレッド縮小キャンペーンをやっていますので、
ポン円なら
DMM FX 1.3~1.9pips
MJ 1.8pips固定
と、どちらも他の業者より1pips以上スプレッドが狭いです。
もちろん、他の通貨ペアも全然違いますし、
スキャルだけじゃなくデイトレがメインの人も持っておいた方がいいと思いますよ!
当然といえば当然ですが、スプレッドが狭いとすぐプラスに転じるので
気分的にも余裕が出来ます
DMM FXの詳細・口座開設はこちらから
MJの詳細・口座開設はこちらから
ちなみに僕は、最近はDMMを使っています。
特に大きな理由はないですが、単純にネームバリューからです(笑)
しっかりスプレッド対策をして無駄なくトレードして下さい
次は、トレードスタイルを考えていくんですが
次回に回します。。。すみません^^;
う~ん・・・あと5回で終わる気がしないorz
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