○天皇とパラスポーツ
天皇、皇后両陛下は、パラスポーツの振興に関わられてきました。皇太子時代の64年、東京パラリンピックで名誉総裁に就任し、皇后陛下とともに観戦を重ねられてきました。この時、陛下が「このような大会を、国内でも毎年開いてほしい」と述べられたのが契機となり全国身障者スポーツ大会が毎年開かれるようになったそう。
2018年12月の在位中最後の記者会見でもパラスポーツに言及され、「障害者自身がスポーツを楽しみ、さらにそれを見る人も楽しむスポーツとなることを私どもは願ってきました」「国内で毎年行われる全国障害者スポーツ大会を皆が楽しんでいることを感慨深く思います」と述べました。
(4月30日日経11面より)
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