32年間マクドナルドで働き続けたダウン症の女性。退職を申し出ると言葉を失う展開を迎える。
フェイスブックでこういうニュースが回ってきました。
先日から書いているように、障害のある人がやっとのことで採用されても、仕事を任せてもらえず暇だとか、不穏な空気が流れてる、という話をよく聞きます。
そんな時にこんなニュースが回ってきたので、ほっとしました。
この方はどのようにしてマクドナルドの仕事を覚えて愛されるようになったのか、そこをより知りたいところです。
ダウン症の人は、自閉症を併発している人は別ですが、概して融通がききにくいが穏やかで争いごとはしないタイプが多い、といわれています。きっと忙しい職場のムードメーカーとして愛されてたのではないでしょうか。
ただ50歳を過ぎると高確率でアルツハイマーを併発すると言われていますから、この方も物忘れが激しくなるなど体力的限界がきての引退でした。アメリカの企業には定年制がなく、いつリタイアするかは本人の意思によりますから、52歳で引退する人もいるし、希望すれば70歳を過ぎても働くことができます。
32年間のうち、店長や同僚が変わったり、不況に見舞われたりしたこともあったはず。そんななかでも続いたのが素晴らしいですね。
日本にもマクドナルドはそこらじゅうにありますが、ダウン症など知的障害の人が働いている店舗はあるのでしょうか…?「お客様が怖がるから」と面接ではねられそうな・・・。
気になって調べてみたら、やってました。
自閉症で店舗で働いている人も(いなさそうで)いるようです。
”自閉症の子は「ルールを忠実に守る」という特徴があるため、マニュアルが徹底されているマクドナルドはとても働きやすい環境と言えますね。 ”(ホームページより引用)
とのことです。