イタリア語の
「R」の発音について。
このRは、
巻き舌をして発音する
ということをご存知の方も
いると思います。
他の言語で
Rを巻く言語といったら、
ドイツ語もそうですよね。
私たちの母国語、
日本語はどうでしょうか。
巻かないですよね。
あとは、
馴染みのある言語で言えば、
英語も巻かない。
巻かない言語が
母国語の人にとって、
巻き舌は少々ハードルが
高いのかもしれません。
実は、かく言う私も、
声楽を始めて4〜5年は、
巻き舌が出来ませんでした!
レッスンの度に、
先生「このRは巻いて!」
私「巻き舌できません!」
先生「あぁそうか。
じゃ、一回でいいから巻いて。」
。。と、
毎回言われていました。。
「どうやったら
巻き舌ができるように
なるのですか??」
と、先生に聞いたところ、
「サッポロラーメン
トロロイモ」って
いっぱい言って。
。。と言われました。
ふざけているみたいですが
(いや、半分ふざけて
いたのかもしれませんが)、
私はこれで巻き舌が
できるようになりました!
サッポロの
「ロ」の時と、
トロロの
「ロロ」の時に、
巻き舌をする。
その時、
あご周り(特に下顎)を
ラクにしながら、
息を吐き続ける。
最初は、
「トゥルッ」
と言う感じで、
一回くらいしか
巻けないのですが、
ある時、数回連続で
巻ける感覚を掴み、
そこからは、
息を吐き続けることで、
長く巻き舌をすることが
出来るようになりました。
自転車に乗れるようになる
感覚と似ているかも。
私は、毎日気が向いた時に
ちょっとずつやっていって、
ある日、
それまで一回しかできなかったのが
複数回できるようになり、
巻く感覚が掴めてからは、
もうすっかり出来るようになりました
声楽をやる人にとって、
イタリア語の曲を
良い発声と発音で歌うことは、
基礎を作る上でとても大事です。
(以前の記事に書いた通りです。)
そして、Rの巻き舌が出来ることによって、
発声上のメリットもあるのです。
これに関しては、こちらの記事にて。
Rの発音は、
根気強く練習を続ければ、
いつかできるようになります!
継続は力なり
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