当日のぎりぎりまで、展示がセッティングできない作品もありながら、なんとかオープニングです。
お客さんが入場してからも、私はまだ仕事で会場を走り回り、化粧をなおす時間もありませんでした。
「作品を見に来てもらってるんでしょ？」
と息子に言われても、何か悔しい。
地元のテレビ局も取材に来ました。
日本の作品がこんなに並ぶのはこのギャラリーでは初めてということです。
大作ばかりなので、本当に大変な作業でした。
お寿司屋さんが出張バーコーナーを出してくれました。
その名も「ＫＡＢＵＫＩ」
怪しいパンフレット。芸者と花魁が混在です。
中のイラストは歌舞伎と忍者が混ざってます。
作品に足を止めてくださる方がいると、本当に嬉しいです。
ポーランドでは７月にポズナンでも巡回展をします。
そして今週はベルリンで企画展が始まります。
オープニングの後、ギャラリーからフランス料理（本物か怪しいけど）をごちそうになる予定が、寿司パーティに変更。
（見に来てくれたポーランドアーティストが寿司を食べれなかったと・・・）
バーコーナーを提供してくれた寿司店へ行きました。
しかし、出てきたのは「ピエロギ」「コトレット」。
超、定番ポーランド料理。
「こんなもん、詐欺だ！！」
と暴れるポーランドアーティストが帰った後、何故か私たちのボスが寿司を握ることになりました。
ボスは趣味でフグ免許も持っているという。
めっちゃ写メを撮りまくる従業員たち。
寿司のレクチャーを夜中の１時過ぎまでやって、私たちの美術展初日は終わりました。