A-21 International Art Exhibition
Współczesana Sztuka Japonii i Tajwanu
Biuro Wystaw Artystycznych i Usług Plastycznych w Piła
10.06.2016 rok (piątek) godz.19.00
学校の課題と制作。
同じように思われるかも知れませんが、意外と両立するのに苦労しました。
5月は学校と制作と美術展の事務仕事、隙を見つけて琥珀探しと、何をしたかよく思い出せないくらい忙しく過ごしました。
今回、私にとっては初めての海外展です。
ポズナンから列車で2時間ちょっとの街、ピワ。
車窓からは風力発電だけでなく、念願のこうのとり(ボチャン)の巣と姿も見ることができました。
駅舎は19世紀の建物だそうです。
趣のある切符売り場ですが、私たちは事前にネットで購入、スマホの画面を見せるだけで列車に乗れるので利用しませんでした。
こう言うと簡単に列車に乗れてしまうようにみえますが、切符はハイテク化していても、列車は時間どおりではなかったりするので危険。
まずはギャラリーへ向かいます。
すでに美術展の横断幕が張られていました。
日本からはるばるやってきた作品を搬入、検品、梱包を外して、展示です。
それというのも、ポーランド時間。
そこそこ慣れてきたつもりでしたが、侮るなかれ。
作業がなかなか進みません。そして終了時間も3時と早い。
質問したら、「ヘルバータ(お茶)でも飲みながら」
ちょっと作業したら、「ヘルバータ」
少し進むと、「ヘルバータ」
風が吹いても、「ヘルバータ」
「ヘルバータ、ニエ、ニエ、ニエ、ニエ、ニエ!!!」
(ニエは、いいえの意味です)
と言いながらしょちゅう首を振っていたので、作業の人から
「うん、首はとれてないよ」
とその都度、頭を確認されました。
そんな笑えないコントをしながらの搬入作業。
頻繁に出てくる山盛りのイチゴやお菓子にも何度も心奪われながら、なんとか無事に終わりました。
ギャラリーの前は大きな市場で、旬の果物や野菜が沢山ありました。
観光地のポズナンでさえ珍しがられる私たち、目立ち過ぎたようで、息子は常に遠く離れていました。
ギャラリーとホテルまでの道のりしか見れませんでしたが、ここも美しいのどかな街です。
困ったことは、ホテルの周りにレストランが2軒しかなかった事です。
しかも、建物の外観は全く違うのに、入ると同じ店という、疲れた私たちを試しているかのようなお店。
ホテル内のレストランは従業員が
「絶対にやめとけ」
部屋には冷蔵庫もなく、停電も経験しました。
ちょっとだけ、昔の東側の雰囲気を感じる場所でした。
(つづく)