以下の番組を見て書いた昔のブログを見ていて、
ヒトはなぜ絵を描くのか?人類の絵の起源を探る Eテレ『又吉直樹のヘウレーカ!』3月13日放送 - amass
人は絵を描くときに見た通りに描くのではなくて、対象物を概念で捉えて後にその概念を描いているということを、次のように書いていた。
「人類は言葉を使うようになって、対象の物を概念(名前)で捉えて、名前に則した絵をかいている。
目で見たものは、脳の中で動きや空間などの情報と、物が何であるかの情報として認識され、それらが知識や経験に照らしあわされて、それが何か認識する。その時、言葉が使われる。子どもが言葉が話せるようになる時期と、物の絵をかく時期が同じだ。
絵をかくのに言葉を表すように書いているので、実際と違ってしまう。」
自分なりに言い換えると、絵を描く時に対象を見ながら描くというが、厳密には描く時は自分の絵を見ていて対象から眼を離している。その結果、脳にある記憶に従って描いている。
これを知って、耳で聞く時も似たことが起きていると思った。
耳で話を聞くとき、あいまいな音があっても前後(コンテキスト)から判断して、知っている言葉に結び付けて理解している。
絵をかく際に見たものを脳の中で既知の概念で捉えているのと同じだ。
年を取って耳が遠くなると、聞き取れない音が頻発するが、前後関係から知っている単語を思い出して、矛盾のないことを確かめながら聞いている。
従って、話の出だしは前の情報がないので聞き取れないことが多い。