2018年のNHK「人体」で若さを保つのに骨が重要と言っていた。

「骨から出るメッセージ物質で記憶力、免疫力、筋力、精力が高まる。ジャンプなど骨に衝撃を与える運動をするとよい。活発に動く個体を残すように遺伝子はできている。」

遺伝子は父母の遺伝子の組み合わせになっており、その組み合わせが良いと活発な身体ができて若さを保ち、多くの子どもを残す。

人類は今も進化しているのか | aderontoのブログ (ameblo.jp)

 

活発に動く個体には若返りメッセージ物質がでて、多くの子どもを残すようになっていて自然淘汰(自然選択)を促すなら、ダーウィンのいう性淘汰にも同じようなことがあるかもしれない。

長生きして強くて元気な個体が自然選択されるが、メスに選ばれることが子ができる条件であり、それが性淘汰だ。クジャクの羽根がよく例に挙げられる。

 

自然淘汰の場合、活発に動いているのを骨が感知して、若返りメッセージ物質を出している。

性淘汰における骨に相当するXは何だろうか、考えてみた。

 

まず、Xは色気かと考えた。

歳をとっても色気の多い個体の方が子ができる確率が高いから、色気の多いほうが若返りメッセージ物質が多く出ているのではないか。実際に子を作る能力とは別に、色気がある方が若返り物質を得られるのかもしれない。

 

しかし、色気は異性が感じるもので、本人が感じて若返り物質をだすとは云えない。

 

次に考えたXは、異性からの視線だ。

これなら本人が感じている。

多くの異性から見られているのを感じると若返り物質が出るのではないだろうか。

 

テレビで見るタレントの幼い時の写真と比べて見ると、ずいぶん綺麗になっている。

化粧などの外見の修正はあるだろうが、多くの人に見られることで、綺麗になるメッセージ物質が脳から出ているのではないだろうか。

 

蛇足、

眼ができて、カンブリア紀の生物の大爆発が起きた。

眼の誕生 / パーカー,アンドリュー【著】〈Parker,Andrew〉/渡辺 政隆/今西 康子【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

それ以来、捕食者の視線を感知するよう生物は進化してきた。人類もその例に洩れず、他人の視線を本能的に感知するようになっていても不思議ではない。

この延長に承認欲求があるのかもしれない。