寅さんの「男はつらいよ」を見ている

毎週土曜日、BSテレ東で「男はつらいよ」を放送しているので見てみた。

「男はつらいよ」は自分が若い頃に毎年正月映画として上映されていた。

当時は映画館に行かなかったが、今テレビで放送しているのに気がついて録画して見た。

面白かったので、その後毎土曜日に録画して見ている。

話は毎回決まっていて、寅さんが美人に恋をする。

その女性が困っているので何かと世話をやき、一緒に旅行なんかする。

女性は寅さんがいい人だと感じて甘えるものだから、勘違いして期待してしまう。

しかし、勘違いだと気付く時が来て、寅さんは身を引き、一人旅に出る。

その美人を当時のトップ女優が演じるので、若い頃の美しい姿が見られるのがいい。

例えば、大原麗子、松坂慶子、竹下景子、吉永小百合などだ。

その他に当時売り出し中の若手が出てくる。

全50作あるというが、山田洋次監督が脚本を書いていて、毎回同じような筋なのに、それぞれに面白い話を創作できるなと感心してしまう。

想像するに、マドンナ役の女優さんをイメージして、彼女に演じてもらいたい設定を考えるのだろう。

旅行先も日本全国津々浦々の名所を選んでいる。