ブラタモリで京都御所へ行った番組を見て、以下のブログを書いたことがある。
https://ameblo.jp/aderonto/entry-12525052433.html
この中で、鴨川は流れが急で砂が溜まりにくく、天井川にならなかったと言っていた。一方、右京の川は流れが緩やかで天井川になり、氾濫をおこしたので町ができず、京都御所も左京にあった。
現在の鴨川
 
日本全国で天井川が氾濫して困っていると聞くが、この番組を見て、鴨川を参考にして天井川を防げないのかと思った。
天井川になるかならないかは、川の流れの角度によって決まるという解説だったと記憶している。もしそうなら、川の流れの角度は容易に変えられないから手の打ちようがない。
 
しかし、川の流れの角度が急なほうが、川の流れが速いから砂が溜まらないだけなので、流れを速くしてやればいい。そのためには、川幅を狭くすればよいわけだ。それで思い出したのは、都会の住宅地の中を流れる川では、川の中に狭い川を作って、通常はそこ水が流れている。わざわざそうする理由を知らなかったが、天井川にしないためだったのかもしれない。たぶんそうだろう。
上の鴨川の写真でも、流れを狭くしている。

昭和記念公園へ行く機会があり、中を流れる残堀川にも川の中の川あった。