天皇陛下は、象徴としての務めを、全身全霊で尽すことが体力的に難しくなったということで退位された。天皇は日本国民の象徴であるというのは憲法にあり、習った覚えはあるが、ピンと来てなかった。
平成が終わり令和が始まるので、関連して天皇の仕事を説明する映像をよく目にした。
その中で、天皇陛下が国務大臣の任命式で、任命書を渡す場面を見て、これが象徴天皇をよく表している具体例だと思った。
日本国民の象徴である天皇が、国務大臣に任命書を渡すのは、日本国民が大臣に職を託することを意味する。総理大臣にも同様だ。日本国の主権者(所有者かつ責任者)たる国民の象徴が天皇であり、国務大臣は国民から託されたと意識すべきだ。
ここで日本国憲法を見直してみると、第一条で天皇は日本国民統合の象徴となっている。統合の意味を考えるに、日本国民というまとまりと考えられる。総理大臣の任命に全国民を集めるわけに行かないから、天皇が行うことで象徴している。
以上は新解釈かもしれないが、天皇陛下の行う全ての国事行為を、日本国民の象徴としての行為として、見ていくとどうだろう。
b81223