人体600万年史を読むと、狩猟採集生活をしていたころに比べて、現代人は多くの病にかかっているのが分かる。
それだけを見ると、狩猟採集の方が今より良かったということになる。(他の本やテレビ番組でも縄文礼賛を見かける)
それは変だなと思うのは私だけではないと思う。美味しいものを食べて、楽をした結果だからだ。
人口が増えて人口密度が上がり、病気が流行るようになったが、人口が増えること自体は悪いことではないだろう。
狩猟採集の時代はおよそ4年間隔で子供が産んだが、農業が始まって定住すると2年間隔で子供が産めた。それに子供は農業では労働力として重宝された。そのため人口が飛躍的に増えた。
この結果、農業が始まって一人一人の苦労は増えたし、病気にかかりやすくなったが、狩猟採集で子供の育つ間隔があいているということは、産んでも育たなかったということかと思った。妊娠するのは同じだと思ったからだ。それだと、狩猟採集時代は育たなかった子どものお蔭で生活水準が保たれていることになる。
しかし、人体600万年史の中で、栄養状態がよくないと妊娠しにくいので狩猟採集では子供を産む間隔があいたと書いてあった。自然の摂理でそうなっている。
動物の場合、温暖化のせいで鹿が増え、食害で山が荒廃しているが、冬が暖かくなり、雪が深くまで積もらないので小鹿が冬を越せたからだと言われている。これと同じだとすると、狩猟採集時代の人類が増えなかったのも、産んでも育たなかったことになる。おそらく、両方の理由が合わさってのことだろう。
いずれにせよ、人口が増加した現代から昔に戻ることはできない。出来るのは、昔の環境に適応した身体を持っている事を自覚して、野菜や果物が豊富な食事をとり、身体を動かすなどして、健康管理に気を付けることだ。人体が600万年間で地球環境に適応してきた歴史の中で、農業が始まったのはせいぜい約1万年前でしかないので、遺伝子は昔のままだ。
それだけを見ると、狩猟採集の方が今より良かったということになる。(他の本やテレビ番組でも縄文礼賛を見かける)
それは変だなと思うのは私だけではないと思う。美味しいものを食べて、楽をした結果だからだ。
狩猟採集の時代はおよそ4年間隔で子供が産んだが、農業が始まって定住すると2年間隔で子供が産めた。それに子供は農業では労働力として重宝された。そのため人口が飛躍的に増えた。
動物の場合、温暖化のせいで鹿が増え、食害で山が荒廃しているが、冬が暖かくなり、雪が深くまで積もらないので小鹿が冬を越せたからだと言われている。これと同じだとすると、狩猟採集時代の人類が増えなかったのも、産んでも育たなかったことになる。おそらく、両方の理由が合わさってのことだろう。
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