最近目にした記事で、幸福度調査に関するものがありました。
「幸福度調査」導入県増、でも似た点ばかり…意味ある?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000047-asahi-soci
ここで幸福度をどうやって調べるかというと、「あなたは今、どれくらい幸福ですか?」と聞くだけです。
これで本当に幸福度が分かるのか疑問なのは、記事の内容をみても分かります。

これを見て、私が以前から紹介している「5つの幸せ」に基づいて調査したらどうかと思い、アンケートの内容を考えてみました。10項目あり、何項目がYesかで、幸福度を測るというものです。

○幸福感アンケート

1.楽しく話ができる人がいますか?
2.定期的に交流するグループがありますか?
3.運動の習慣がありますか?
4.歌や笑いなどで、大きく肺を使うことがよくありますか?
5.最近、何か新しい発見をしたことがありましたか?
6.興味のあることが沢山ありますか?
7.何か学習していますか?
8.最近、自分が進歩/上達したと感じたことがありますか?
9.誰か(親族を含む)のために何か貢献してますか?
10.自分の仕事を持っていますか?

5つの幸せの中で、1.2.が仲間、3.4.が運動、5.6.が発見、7.8.が学習、9.10.が貢献に関するアンケートです。独断と偏見によるものなので、もっとよい問いがあるでしょう。
一つだけで多くの幸せを味わっている人もいるでしょうし、これで本当に幸福度が測れるか分かりませんが、「どれくらい幸福ですか?」と聞くだけよりましだと思います。

ところで、5つの幸せの中に「健康」が入ってないのはなぜか聞かれたことがあります。
健康とは病気や怪我などの不幸なことがない状態のことです。
不幸な状態のアンケートも加えて、両方で判定する必要があるでしょう。

●不幸感アンケート

a.病気を持っていますか?
b.身体的な不具合がありますか?
c.金銭的に困っていますか?
d.身内にa,b,cのようなひとがいますか?
e.自分には敵が多いですか?

他にもあるかもしれません。
これらをマイナス点として合算したらどうかと思います。

それではいくら以上が幸福なのかということになりますが、すべての項目が1点の加重になっており、完全ではありません。
それでも、トータルでプラスだったら幸福とする手もあります。
しかし、冒頭のリンク記事にも書かれているように、多くのひとが自分はほどほどに幸せだと思っているし、幸福の定義も曖昧なので、反発を覚えるかもしれません。そのため、幸福度調査ではなくて、タイトルを幸福感調査にしてみました。

地方自治体が使うのであれば、住民の幸福度を知り、向上させる施策の評価に使えるでしょう。
個人が使うのであれば、絶対的な幸福度という事ではなく、アンケートを通して自分をメタ認知することで、相対的に幸福度を上げる一助になればと思います。

注:これまで書いた5つの幸せに関するブログは、「アデロント 5つの幸せ」で検索すると見ることができます。

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