図書館の入荷本の棚に「宇宙生命論」東京大学出版会、2015 という本があったので借りてみた。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%94%9F%E5%91%BD%E8%AB%96-%E6%B5%B7%E9%83%A8-%E5%AE%A3%E7%94%B7/dp/4130627244
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-062724-5.html
少し読み始めて直ぐに、自分には専門的すぎて難しいと感じたが、導入部に以下のダーウィンの進化論の条件があって、おやと思った。「人類は今も進化しているのか」という質問への答えがあるからだ。なんとなく、人類は今も目に見えないほどゆっくり進化していると思ってしまうが、ちょっと違う。
進化の条件
1.生物の多産
生物はその環境で生存できるよりも多くの子孫を生む。
2.限られた資源
生存に必要な場所、餌等は限られている。
3.変異の存在
多くの子孫の中には変異が存在する。
4.最適者
変異を持つ多くの個体の中で、何らかの点で有利な点がある個体がいる。
5.自然選択
最適者が生存の機会をより多くもつことになり、自然の力で選択される。
6.遺伝
その性質は遺伝の仕組みによって種全体に広がっていく。
よく知られた条件だが、こうして整理されたのをみると、現在の人類がこれからも進化していくのかという疑問に対して、環境が激変しない限り、日本などの人口が減る国では、進化する可能性はないということが分かる。
それは最初の「1.生物の多産」がないからだ。人口が減る傾向にあり、「生存できるよりも多くの子孫を生む」条件を満たさない。
従って変異が存在しても、皆が生き延びるので、自然選択は起きないし、それが広まることはない。
従って、人類で進化が起きるとしたら、アラブやアフリカの中の隔離された世界で、生存できるより多くの子孫を生むところという事になるが、グローバル化されているので難しい。
(別に生物として進化したいとは思わないが。)
もし子供に「人類は今も進化しているのか」と訊かれたら、上の回答だけではなく、人類にはよくできた脳があるから、生きているうちに進化できることも付け加えておく必要がある。生物の進化は遺伝子と云う記憶による進化だが、我々は脳による記憶(経験や学習による)で一生の間に進化できる。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%94%9F%E5%91%BD%E8%AB%96-%E6%B5%B7%E9%83%A8-%E5%AE%A3%E7%94%B7/dp/4130627244
1.生物の多産
生物はその環境で生存できるよりも多くの子孫を生む。
2.限られた資源
生存に必要な場所、餌等は限られている。
3.変異の存在
多くの子孫の中には変異が存在する。
4.最適者
変異を持つ多くの個体の中で、何らかの点で有利な点がある個体がいる。
5.自然選択
最適者が生存の機会をより多くもつことになり、自然の力で選択される。
6.遺伝
その性質は遺伝の仕組みによって種全体に広がっていく。
それは最初の「1.生物の多産」がないからだ。人口が減る傾向にあり、「生存できるよりも多くの子孫を生む」条件を満たさない。
従って変異が存在しても、皆が生き延びるので、自然選択は起きないし、それが広まることはない。
(別に生物として進化したいとは思わないが。)
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