アラブや中国が西洋より進歩していた時代があったのに、なぜ西洋に追い抜かれて後塵を拝するようになったのか。その理由の一つに西洋の資本主義の発達が挙げられる。
日本は明治になって渋沢栄一が西洋の資本主義の仕組みを学び、日本の銀行や企業を設立して、日本の発展に尽くした。
そして今、資本主義は共産主義に勝って、最も効率的なシステムとして君臨している。
資本主義の仕組みの中で、利子と法人が基本となっている。企業という法人が多くの人からお金を集め、事業を行って配当という利子を払うのが資本主義だ。法人が良いのは、家族経営だと優秀な子孫が続くとは限らないというリスクを回避できることだ。
利子は今では当たり前のことのように感じるが、アラブでは今でも利子を取ることは許されていないし、キリスト教でも元は禁じていた。利子の元になる時間は神が支配するべきものだからだそうだ。同様に法人も許されなかった。人以外に人格を持つという考えが許されなかった。
それなのに西ヨーロッパで資本主義が発達した。
思い出したのは、大学でマックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の講義があったこと。当時、何のことかよくわからなかったが、理解できていれば、西ヨーロッパでなぜ資本主義が発達したのか解ったのかもしれない。
以上、下の本を読んで思い浮かんだ。
参考文献:
水野和夫、大澤真幸「資本主義という謎」NHK出版新書、2013
日本は明治になって渋沢栄一が西洋の資本主義の仕組みを学び、日本の銀行や企業を設立して、日本の発展に尽くした。
そして今、資本主義は共産主義に勝って、最も効率的なシステムとして君臨している。
それなのに西ヨーロッパで資本主義が発達した。
水野和夫、大澤真幸「資本主義という謎」NHK出版新書、2013
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