中国地方はいつからそう呼ばれるのか

以前ブログに書いた「東京都の歴史」に続き、出身県である「広島県の歴史」の興味のある所を読んで、印象に残ったところをメモした。（）内は私のコメント。
広島県は北側の日本海に流れる川の流域と南側の瀬戸内海に流れる川の流域に分かれる。
旧石器時代の遺跡は北側の三次盆地などに多い。（人類が大陸から日本海を越えてやってきたからだろう。）
縄文時代の遺跡は呉市の芦冠遺跡など、南側にもある。
鎌倉時代、武士の世になると、東国武士が芸備両国内に土地を与えられた。例えば、安芸の守護が武田氏になり、安芸吉田の毛利氏も知行が確かめられる。
（高杉晋作の高杉家は毛利の家来として一緒に来たが、高杉村に住んだので高杉氏を名乗ったと読んだことがある。）
（源頼朝が鎌倉に幕府を開いたのに、足利尊氏が京都にしたのは、既に西国にも東国武士が多くいて、治めるのに京都がよかったのかな？）
中国地方の中国はChinaの中国と紛らわしいが、室町時代にそう呼ばれるようになった。従来、西国と総称されていた中から独立し、中国という地域呼称が生まれた。京都の足利政権と、それに対抗する南朝を奉じる九州の領主の中間にあった地域を総称した。（古事記に出てくる中つ国から来ているのかと思ったが、そうではなかった。）
広島県は海外への移民が多い。ハワイの日系人の間で話される日本語は広島弁だ。（昔、ハワイへ行ったとき、聞いてそう思ったのを思い出した。）

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