市から地籍調査説明会に出席するように案内があって、地区の市民センターに聴きに行った。対象となる地区の土地を所有する全世帯に案内が行っている。
聴いた説明の内容を概略紹介する。

地籍とは土地の戸籍のことで、地籍調査では所有者立合いのもとで土地の境界を確認し、土地の面積を測って登記簿に反映させる。
現在の登記所の資料の半分は明治時代の地租改正で作成された地図に基づいており、不正確だったりする。
それを測りなおして正確に把握するわけだ。

こうした地籍調査は全国では約51%が完了し、東京都では22%完了、市では7.5%しか完了していない。面積比なので、森林が多いためだそうだ。(他府県でも森林は広いが、なぜか東京都は遅れている)

地籍調査が役に立つのは、境界をはっきりさせてトラブルを防止するケースだが、災害復旧の際にも役立つという。大規模な災害では復旧前に土地の境界確認が必要となり、その手間で復旧が遅れることがあるという。

地籍調査で正確な土地の面積が出て、登記簿にも反映されるのだが、一般には土地の面積が従来より増える。明治の地租改正の時は、課税のためなので少なめになっていたそうだ。
この結果、今までの例だと10%くらい土地の面積が増える。従って、税金も増えるということだ。ただし、小規模住宅では影響は少ない。

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