人類は進化してここまで来たことは分かっている。文明的な進化は今も続いているが、生物学的な意味で今も進化しているのだろうか。感覚的には今が最終形なように感じるが、生物の歴史からして進化の途中である可能性が高い。
この答えは進化がどのようにして起きるか考えると見えてくる。
進化は、遺伝子の突然変異で従来と変わった形質を持つものが生まれ、それが従来よりも優秀(環境に適応できて生存率が高いという意味で使用)と広まって起きる。
例えば日本人の場合、夫婦二人から平均して二人以下の子供しか生まれていない。この場合、突然変異で夫婦の一方が優秀だとしても、優秀な子どもは平均一人しか生まれない。これだとこの優秀な遺伝子は広まらないので進化したことにならない。
ところが、子だくさんの国の場合、夫婦で平均4人の子供がいるとすると、突然変異で一人の優秀な人から二人の優秀な子供が生まれる。これは代々ネズミ算式に続き、優秀な遺伝子が広まる(逆に優秀でないほうの遺伝子は生存競争の結果、減っていく)。従って進化が進むことになる。
 
これからすると新人類は(日本の若者からではなく)インド、アフリカ、アラブ諸国の中から生まれそうです。(環境が劇的に変わらなければ)
 
参考文献:更科功「化石の分子生物学」
 
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