池上彰「伝える力2」を読んでいて、その中に書かれていたことです:
池上さんの書いた文章が国語の試験問題に用いられることがあるが、池上さんにも満点はとれないそうだ。書かれている内容に関する問題で、書いた本人が思っていたことと、テストの出題者が解釈したことが違っている。谷川俊太郎も同じ目にあっているとある。
これを読んで、昔のことを思い出した。私は国語が苦手で、どうもいい点が取れなかった。友人の中には国語が得意なのがいて、どうしてだろうと思っていた。
書いた本人でも解からないような問題が国語のテストでは出ていたんだ。できなくて当然だ。
できる人は出題者の考えそうなことを思いつくのが得意だったのだろう。
 
ちなみに池上さんは、TVでの解説もそうですが、分かりやすいことを心掛けて文章を書いているのに、試験問題に採用されてショックだったと言っています。難解な文章だから試験問題にできるのだから。
また、悪文を読解する能力をつけるより、分かりやすい文章を書けるよう教育すべきだと言っています。それが「伝える力」ですから。
 
私もわかりやすい文章を書くように心がけているつもりですが、読み直すとそうでなかったりします。
b1760