イボ痔の手術の話 | ハイパーモタード、名前がすでにカッコいい(笑)

ハイパーモタード、名前がすでにカッコいい(笑)

ドゥカティ ハイパーモタード 950 に関するあれこれ(仮)
#ドゥカティ #ハイパーモタード #DUCATI #HYPERMOTARD

 

少し時間が経ってしまったが、イボ痔の手術の話を書く。

ある日、ドゥカティ ハイパーモタードで都内を走行中、突然肛門に違和感を感じた。

「ん? なんか痛いぞ……痛てて!!!!」

 

 

 


大至急自宅に戻り、確認したところ、イクラ大の突起が。
まぎれもないイボ痔だ。

すぐに薬局に走り、ボラギノール注入軟膏を入手する。

実は、イボ痔っぽい症状になったことは、過去にも何度かあり、メンソレータムのような塗り薬で抑えたり、それでもダメなときは、ボラギノールを投入、という感じで事無きを得ていた。

しかし、今回は早期のボラギノール投入にも関わらず、良くなるどころか、イクラがみるみる小さめなブドウくらいのサイズに!

これはイカン! ということで、家からいちばん近い肛門科の病院へ。

「あー、これは痛いね〜」

と医者。続けて、

「クスリで少しずつ小さくしていくか、手術するかだけど、私は手術をお薦めします」

とのこと。

当初から手術を覚悟していた私は(それくらいの痛みだったのだ)、手術を希望する旨を伝えた。

何日くらい入院するのかなあ、仕事に影響するなあ、いつ頃の手術になるのかなあ、そういえば最近は日帰り手術が可能なところもあるみたいだけど……みたいなことをグルグルと考えていたところ、

「はい、じゃあ始めまーす」

と医者。

 


「えっ、何をですか?」
「手術」
「い、今やるんですか!?」
「そうだけど」

なんと、手術室でもなんでもない診察室のコンパクトなベッドの上で、いきなり手術が始まったのだ!

身体の左側面を下にして寝て、先生がうしろ側から執刀。

いきなり、超低温のスプレーが肛門全体にかけられ(おそらく麻酔の一種)、ビリビリと麻痺したところで、今度は患部に注射(麻酔)。

そして手術が始まり、わずか10分程度で、

「はい、終わったよー。切り取ったやつ、見る? 見るよね?」

と有無を言わさず、赤黒いブドウの実(うぎゃーっ)を見せられた。

ここまで、初診受付から40分くらい。
怒濤の時間はあっという間に過ぎ、お尻の下半分を覆うぐらいの巨大な絆創膏?(カタチ的にはオムツっぽい)を貼られ、

「今日はこれで終わりです。1週間後くらいに見せにきてください」

と医者。

イボ痔の手術って、こんなにカジュアルなものだったんだ!