神様の御縁日 | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

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島津相談室代表
正伝流空手道中村道場相談役

 今日は神様の御縁日を行ないました。
お経を詠むのとは違う緊張感が祝詞にはあります。
私共は八拍手(やひらで)と云う、拍手の作法を用いていますが、八と云う数字は神道において特別な意味を持つものです。
現代の神道では、主に二礼二拍と云う作法を用いますが、八拍手は八礼三十二拍します。
これを私流にアレンジして、二礼八泊を四回、合計で八礼三十二拍となる様にしています。

本来、祝詞は人に聞こえぬ様に、口の中で自分にだけ聞こえる様に詠むものです。
が、お参り戴く参列者の事もあり、私は読経と同じく大きな声で詠みます。
祝詞に浸って戴き、その中で浄化し、心を新たにして戴く為です。

最後に、御神言を唱えます。
仏教で云う真言と同じ様なものですが、神の言葉ともお名前とも云われていて、その真実は解りません。
が、参列した皆さんと一緒に御神言を唱えていると、精神が研ぎ澄まされて行き、浄化されて行くのが実感されます。

 本日は、もう20年もお付き合い戴いている高齢の方も参加されました。
お若い頃、大きな宗教教団に通って居られましたが、私の所へお出でになって、ずっとお付き合い戴いています。
放蕩三昧の御主人様が亡くなられて、それまで沢山の苦労を我慢して乗り越えられて来たのが、スッキリとされて明るい笑顔でお出でになりました。
昔の女性は、現代の女性よりも強く、家人の放蕩に対してもでんと構えて毅然としている強さがあった、現代の女性は弱くなって仕舞ってすぐに大騒ぎすると云う言葉を、どこかで見た覚えがあります。
男性が弱くなったのではなく、女性が弱くなったのだと。
大和撫子と云うのは、決して弱いだけ、たおやかだけの女性ではなく、芯に絶対に揺るがない強さを持っているのだと。
そんな事を思い起こさせてくれる方です。
本当の強さと云うのは、どう云うものか、改めて考えてみたいですね。

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