心と身体の意識 | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

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島津相談室代表
正伝流空手道中村道場相談役

 人間は心と身体を持っています。
さらに、魂も持っています。
それぞれが意識を持っていますから、人間の中には3つの意識があると云う事になりますね。
この3つの意識が統一されていれば良いのですが、中々そう云う訳には行かないもので、普段は傷かなくっても、何かの時にその意識のすれ違いやギャップを感じて仕舞って、自分の中に葛藤が生まれて仕舞う事があります。

 原因の解らないトラウマや、理由のない切迫感、心では割り切っているのに消えない執着心、等々、誰でも経験している事だと思います。

 修業では、心の浄化と共に肉体の浄化も併せて行ないます。
千座行では主に御先祖の供養を行ないますが、その際に御先祖様の御霊そのものを浄化すると共に、自分自身の肉体に残る遺伝子の中の記憶を浄化して行きます。
御供養は供に養うと書きますが、御先祖様と自分自身両方を浄化して行くものです。

護身法では、自身の気を高めて、仏や神の領域まで気のレベルを上げて行く事を最終的に目指しますが、初級から始まって中級や上級以上では肉体、心、魂から気を放出して自身のオーラを高める事を強く意識します。
その際に、神仏の波動に同調させる事で、更に気を純粋なものへと変化させて行きます。

 気を放出してオーラを高める事が出来なければ、護身法で作ったガードもすぐに弱くなって仕舞います。
護身法を解くまでは気を放出し続ける事が重要ですが、気を放出し続けていると最初は自分の中の穢れも出て来ます。
が、出し続けていると純粋なものになって行きます。
錆びた水道の水を出し続けているのと同じで、出し続けていると徐々に水が透明になって行くのと同じです。

その上で千座行をやり続ける事で、完全な身心の浄化を目指します。

人は生きている以上は肉体にどうしても引っ張られます。
が、日々の修業を続けて行く事で、肉体と精神の折り合いをつけて行き、身体と心と魂の3つを統一させて行きます。
三位一体が実現した時、本当に自分の中に一人の人格となって、迷いのない、純粋さを得る事が出来ます。

 その為にも身体を鍛えておきましょう。
浄化中の身心の葛藤は、身体にも精神にも大きな負担をかけます。
続けて行く事で徐々に強靭な肉体と精神を得る事が出来る様になります。
気持ちを落ち着けて、精神を研ぎ澄まし、肉体を清らかにして行く。
時間はかかりますが、続けて行きたいですね。


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