ゴールデンウィークもあったので結構観たと思っていたけど、書き出してみたら我ながらほんとにいっぱい観てるな……となりました。連休中割と映画館に通ってたね。ちょっと長くなったので5月分は前後編でお送りします。まずは5月5日までに観た映画のお話。
『政党大会 陰謀のタイムループ』(字幕)
『柔道龍虎房』(字幕)
『エレクション』(字幕)
『エレクション 死の報復』(字幕)
『サンダーボルツ*』(字幕)IMAXレーザーGT(で2回)
『エグザイル/絆』(字幕)
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(字幕)
『カウントダウン』(字幕)
『政党大会 陰謀のタイムループ』はインドのSF映画でめちゃめちゃ面白かった……! 友人の結婚式に向かう途中で、野党要人の暗殺計画に巻き込まれた主人公がタイムループするようになり暗殺阻止に奔走するという映画。ごりごりのアクションですがコメディ要素もあり、見ごたえ抜群でした。タイムループのきっかけは伝統宗教の神様の導きというが私には新鮮で、ちゃんと宗教が息づいているお国柄なんだなぁと思いました。悪役のダヌシュコディが面白すぎて、一瞬ややかわいそうに思えてくる。
連休中は、池袋所在の映画館、新文芸坐で香港のアクション映画を集中的に上映していたので通っておりました。
『柔道龍虎房』は黒澤明の『姿三四郎』オマージュの青春映画とのことでしたが、よく考えたら原典観てないんでした……。なんかこう、その、アーロン・クォックが演じた役、割合とくそでは……?と思ってました。怪作。
『エレクション』、『エレクション 死の報復』は香港黒社会の跡目争いとかとか。『柔道龍虎房』から引き続きで、様々なルイス・クー……という感慨。黒社会マジで容赦がないのですが、急に撲殺するのなになに!?ってなったりしてました(禍根を残さないためです)。続けて観ると因果応報という感じもあるな~。
『エグザイル/絆』も血みどろでありつつも珍道中的なコミカルなところもあり、なんだなんだという感じ。映画観ている間はいいんだけどあらすじまとめようとするとちょっと筋が崩壊するんだよな……なんでだ……。爽やか系リッチー・レンが出てきます。サイモン・ヤムが「作画:荒木飛呂彦」って感じの濃さと圧で出てくる。温度と湿度と圧力が強い。
ジョニー・トー作品4本ぐらい観て、なんとなく似た印象の女性キャラが出てきた気がするんですが、監督そういう女性に対してなんか恨みでもある??みたいになりました。
『カウントダウン』は新作の香港映画で、不法投棄の産業廃棄物が集積する場所で起きた大火災と迫りくる巨大台風に直面するディザスタームービー。不法投棄の放射性物質もやばいけど、不法移民の労働者がいっぱいいて人数管理ができてないのもやばい。舞台設定が2007年で、東日本大震災前なのでそこで得られた知見がまだ存在しない時点というのもミソだったかも。科学的な立場と政治的な立場、そこに汚職も絡んできて、現場サイドと政治サイドで異なるサスペンスがあって濃厚でした。まあ汚職した奴が悪いので人災です……。
この頃、吹替上映が多くなっていた『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の、広東語が恋しくなったので字幕を観に行きました。シネマ・ロサありがとう……。池袋は映画館はしごできていいね。
香港映画の合間に『サンダーボルツ*』観てました。割と好きで2回観た。ボブが救われてよかったし、同時にエレーナが己の道を見出したのもよかったです。『ムーンナイト』同様、ちょっと似たような経験を持っている人をえぐるようなところもありそうだなと思いつつ。どのキャラもよかったのでちょっとしっかり感想書きたい気持ちはあるけどとりあえず、ジョン・ウォーカーもさ、砂漠で食べられるもの見つけたときにさっとエレーナとゴーストに手渡すあたり根はいい人なんだよね……と思いました。あとレッド・ガーディアンよすぎるんじゃ……。バッキーもアクションがいちいちかっこよすぎんか……? もう1回ぐらい観に行っとけばよかったな、吹替見逃しちゃったしな~。





