PlayStation 5(PS5)にプリインストールされているゲーム、 "ASTRO's PLAYROOM" で遊びました。今、PlayStationで "Days of Play” というイベントをやっていて、コミュニティーチャレンジ(PlayStationのゲームをやる人みんなで達成しようという目標)のひとつがこのゲームのプレイ時間だったから。個々のアカウントのプレイ時間を計測して、それを集計できるってすごいな……。

 

 PS5は買って2年ぐらいたちますが、このゲームやるのは初めて。PS5の機能、特に「DualSense ワイヤレスコントローラー」の機能を目いっぱい使おうというゲームで、やってみたらめちゃくちゃ楽しくて、一日中やってしまった……。

 「DualSense ワイヤレスコントローラー」の目新しい点に、「ハプティックフィードバック」と「アダプティブトリガー」というのがありまして。それぞれの機能を存分に味わえるステージが用意されています。

 「ハプティック」とは触覚のことで、コントローラーが単純に振動するだけではなくて、いろんな感触を再現しようというもの。これが面白くて、雨が降っているステージでは傘に雨が当たるような振動が感じられるし、操作するキャラクターのアストロが歩く地面の質感が、金属や土、砂、板と違いが感じられるし、ピンボールのようにゴロゴロ転がるスーツ(?)に入って転がるとまた歩くのとは違った動きが返ってくるし。音と合わせて本当に様々な手触りを感じられてすごいなってなる。

 「アダプティブトリガー」は、動作によってトリガー型のボタン(R2/L2ボタン)の重さが変わるという仕組み。ゲームの中ではばね仕掛けで飛び跳ねたり、弓を引き絞ったり、ボルダリングをしたりといろんな動作があって、それぞれコントローラーが違った引き具合になって面白い。またこちらの引く強さの違いもゲームに反映されて、ロッククライミングでは握り込むと壊れてしまうもろい手掛かりをそっと握ることで先に進めるというギミックも。

 まだ手の中だけの話だけど、この技術が進んだら、映画『レディ・プレイヤー1』に出てきた全身スーツみたいなのができて没入感が増すのかなぁ。


 ゲームの難易度は程良い感じ。ゲーム経験浅くても、達成すべき目標や手段はわかりやすいし操作は全部説明出るし。でも操作が多彩で飽きないし、収集要素やお楽しみもいっぱいあって楽しい。ちょっと難しいところもあったりするけど、何度か挑戦しているうちに出来るようになってきて、それがまた楽しかったり、良くできているなと思った。アクション系のゲームの操作の基本が学べそうな感じ。上達した感じを得られるのでいろんなゲームに手を出してみたくもなる。いいゲームだったな。

 

 最新の機械の機能を存分に楽しませつつ、内容も結構凝っていて面白かった。ステージを進んでいくと、これまでのPlayStationの本体や周辺機器をいろいろ発見して、その歴史を垣間見ることができるし、走り回るステージのそこここに有名タイトルのキャラクターに扮したボットたちがいて、それがめちゃくちゃかわいい……。ゲームをやってきている人たち、特に思い入れのあるゲームのキャラ見つけたりすると特に嬉しかったりするんだろうな。

 

ASTRO's PLAYROOM内のデス・ストランディング

 ゲーム内で撮ったスクリーンショット。『デス・ストランディング』のサム・ポーターなボット。カニもいる。左上にカメラマンいるけど、こんな感じで、いろんなゲームを撮影しているような感じになっています。

 

ASTRO's PLAYROOM内のサイレント・ヒル

 ゲーム内スクショその2。『サイレント・ヒル』の三角頭なボット。ライティングもまあまあ怖くていい。

 

 私はゲーム歴はとても浅いけど、それでもいろいろ歴史を振り返れてちょっと感動しちゃった。それが収集要素にもなってて、またね……頑張って集めちゃったよね。

 トロフィー(ゲーム進行に必要ではないが達成するとプラットフォーム側で認定される実績)も本編分はコンプリートしました。トロフィーにも、過去の作品のオマージュあるんだろうな~。

 普段やってるゲームで、ここまでコントローラーの機能使ってないので新鮮でしたし、思いがけなく隅から隅まで楽しんでしまいました。イベントでのピックアップありがたや。

 

 

 

 どうやら今度新作が出るそうで、それに合わせて本作もアップデートが来ていたみたい。それで"Days of Play"にもピックアップされてたんだね。パッケージ版に封入のポスターのアートワークがとてもかわいい……。

 

 

 『レディ・プレイヤー1』も面白かったんだよな~。また観たい。また観たい映画がどんどん積みあがる。