『PS-1 黄金の河』(字幕)

『奇蹟/ミラクル』(字幕)

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(字幕)

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(字幕)

 

 ジャッキー4K祭は、残念ながら2K上映でしたが、劇場で観る機会が得られるのは嬉しいな。

 『PS-1 黄金の河』はすごい盛り盛りの映画でした。すごかった。

 『ボブ・マーリー:ONE LOVE』もすごかった。すごい人だったんすね……全然知りませんでした。

 

 

 

 

 この間観てた映画『心霊ドクターと消された記憶』、鑑賞後に結構微妙な気持ちになって、なんだろうな~とずっと頭の片隅でぽやぽやしてたんだけど、ついに思いついたことがありまして。本作、主人公の娘の死について主人公は自身が注意を逸らしたせいだと思い悩んでいるところから物語が始まるんですけど、物語の展開と解決は「その時何に注意を逸らされたのか、それはなぜか」に終始していて、その理由となった事件のことを思い出して、長い時を経て事件の解決までしたのはよかったね、って話なんだけど、それに伴い「娘の死に対する自責の念」まで晴れちゃったように見えるのが違和感あったんだな、っていう。それは、前の投稿でも「娘ちゃんと奥さんは完全に装置扱い」って書いたのと同じことなんだけど、なんで「装置扱い」と思ったのかがよりクリアになったのでようやく落ち着きました。奥さんに至っては、まじで主人公の過去の記憶と事件の解決とは一切かかわってないからね。夫が元気になったのは喜ばしいのかもしれないけど、なんか一緒に娘の死を乗り越えた風なエンディングはやっぱちょっと違和感よね……。

 失われた記憶を取り戻す部分は悪くなかったと思うんだけど、導入と解決がミスマッチしてるから、すっごい微妙だと思ったのかな。そこもうちょっとうまく処理できるとよかったのにね。

 ところでこの記事、映画すごい微妙でしたって感想だったのに、他の記事に比べて「いいね」たくさんいただいてしまってちょっぴり複雑な気持ち笑 お読みくださっている方、いつもありがとうございます。