実話ベースなんですが、リアルに『スラムダンク』みたいな感じだったな。
元名門の現在弱小バスケ部に、かつてスター選手だった卒業生がコーチとして着任して、まさかの大躍進を遂げるという話なのですが、その前にやっぱり挫折があったりなんだりと、王道青春ドラマ。高校スポーツの怪我はな～その時の力の限りを尽くすことと未来と、そして家庭環境と、複雑でもどかしいね。
コーチをすることになった元スター選手は、「公益勤務要員」と呼ばれていて、いったい何のことかしら、と観終わった後調べて観たら、兵役期間に軍務に就く代わりに就く職業のようで、ではコーチが軍務に不適格とされたのはなんでだったんだろうな？と思いました。怪我かなぁ。なおこの制度はいろいろ問題視もされていたようで、現在はまた違った制度になっているようです。
バスケ映画は、バスケやりたくなるんだよなぁ。試合の撮り方、すごくよかったです。
バスケ映画といえば、そして試合シーンといえば、やっぱり『THE FIRST SLAM DUNK』がすごかったなって思う。選手目線というか、実写ではきっと撮れないだろうなっていうカットがいっぱいあったと思う。井上先生がとにかく絵がうまいしバスケやってた人なんだよなぁ、と思った覚え。『リバウンド』でバスケシーンいっぱい観たので、こちらも観たくなっちゃったな。
