最近シリーズ第1作(邦訳刊行3作目)『悪女は自殺しない』を読みましたので、シリーズで一番最初に読んだ第8作である本作の感想を読書メーターと旧Twitterから引っ張ってきました。

(当時読書メーターへの投稿をTwitterに自動反映させるようにしていて、文字数溢れた分は読メはコメント、Twitterはリプライでスレッドにしていたんですが、読メの方に続きが反映されていなかった……ので続きはTwitterから拾いました。)

 

★以下2021年2月の感想。

 タイトルが気になりすぎて、シリーズ8作目から読み始めるという荒業に出ましたが、特段問題なく読み通せたと思います。面白かったー! 怪しげな人物が入れ替わり立ち替わり現れて、最初に怪しいなと思った人がさっくり容疑者から除外されていたけど実はその人でした!みたいな展開でやっぱりじゃーん!となるなどしました。

 ドイツの地方の小村のしがらみとかそこに旧領主領民関係が絡んでくるのは新鮮。そうか、ドイツってそういう感じなのか。

 

【この段落ややネタバレ】
それにしても、本人たちも悪いことをしていたとはいえ一番悪い大人の都合で40年もの間、罪悪感を背負わされてきた子供たちは少しかわいそうだな。

 

 あと邦題に惹かれて買ったものの、読み終わるとこの邦題は違うのでは!?ってちょっとなっちゃうな。原題のタイトルになったであろうセリフを言う人はこの邦題の立場ではないし、そのセリフでばーんと「そ、そういうことかタイトル~!」ってなるようなシーン(少なくとも私はなった)だったので。

 邦題は邦題ですごく不穏な感じがしていいとは思うんですけどね。タイトル付けるのも難しそうだなぁ。

★★★読書メーター&旧Twitterでの記載ここまで★★★

 

 あまりにもタイトル良すぎて勢い余って買っちゃったんだけど、第8作からでも大丈夫、と背中を押してくれたのも旧Twitterでの知り合いでした。懐かしい。

 あと割とふざけたことを書いていた(本編に入る前から!)。

 

 

 本作めちゃくちゃ面白かったんだよ~! 少年時代の傷をえぐるような話でなかなかにつらいところもありましたが。オリヴァーがんばれ……!

 あと今読メ見ててびっくりしたんですが、この後(しばーらくあと)、親から譲ってもらった※第9作『母の日に死んだ』も読んでたらしいです。すっかり忘れてたよ……!

(※第8作を貸した親がドハマりしてシリーズ旧作は図書館で借り受け、続刊第9作は我慢しきれずに新刊を購入したのをのちに私に譲ってくれて積読にしていたのでした。貸した相手の方がシリーズ制覇してんのよ。)

 第9作もタイトルのインパクトがすごい。

 

 

 

 

 

 

 

  サイモン・ペッグ演じる主人公が、ニコラス・エンジェルっていうんだよ……。