『銃弾の庭』を読んで思い出したので、読書メーターから感想を引っ張ってきました。2011年10月の感想……!

 ちょっとネタバレ気味になるので一旦リンクを挟みます。

 

 

 

★上巻の感想

 

スウェーデンでは親ナチスの運動が結構盛んだったということに驚きました。スウェーデンのこと、ほとんど知らないんだと実感。リスベットのキャラクター、境遇、彼女に起こる出来事が強烈すぎる。ミカエルの調査とどう関わるのかが気になるところ。しかしまあ寒そうだ。

 

★下巻の感想

 

過去の事件が突然現代に繋がって、急展開。何かもういろいろ根が深いんだなぁと思った。連続殺人って人種差別とか宗教的擬えとかの枷が外れてしまうと本当に無差別で怖い。ミカエルとリスベットが出会ってからクライマックスまでが本当に手に汗握る展開でした。一枚の写真から手がかりを辿っていく地道な調査も見所。スウェーデン版も良かったけど、ハリウッド版の映画も楽しみ!

 

★★★読書メーターでの記載ここまで★★★

 

 ハリウッド版の映画が来るからというので読んだんだったかな。本当に、北欧の歴史も全然知らないな~と思ったりしたのでした。あとはリスベットのシーンが結構えげつなかった覚え。あとこれ、今話題の『変な家』みたいな話でもあったような気がするな。専用部屋作られちゃうと、もう外からはわからないよね。

 

 映画はスウェーデン版も、ハリウッド版も観ました。スウェーデン版でリスベットを演じたノオミ・ラパスが大変印象的だった記憶。こちらのミカエルは、後に『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ジョン・ウィック』、『ハンターキラー 潜航せよ』に出演するミカエル・ニクヴィストでした。二人ともこの映画で覚えたし、その後ハリウッドでも活躍していてよかったな。ニクヴィストさんは早くに亡くなってしまったのがとても残念。

 ハリウッド版はダニエル・クレイグが主人公でしたね。その後間すっ飛ばしてキャストも一新して第4作『蜘蛛の巣を払う女』を映画化しちゃったのはなんでなんだろ。映画だけで追ってるとちょっと急な感じがしたような。

 シリーズ続編を全然読んでいないのが悪いのかもしれませんけども……。読みたいシリーズいっぱいあるけど、全然読めてないなぁ。

 ドラマ化の話もあるようで、今でも人気あるのね。