Prime Videoで見かけて気になっていたのがレンタルのセール(48時間100円)だったので視聴しました。

 北朝鮮の核武装を解除することになったその日に、北朝鮮と中国の国境付近の白頭山(ペクトゥサン)が噴火。混乱の中、次の爆発を抑えるための極秘ミッションが計画される。それはマグマ溜まりの圧力を下げるために、北朝鮮の核弾頭を盗み出して山麓の坑道内で爆破させるというもの。メインチームが不慮の事故で全滅したため、除隊目前だった隊長率いる実戦経験の少ない爆発物処理班が、核弾頭奪取のために二重スパイの可能性のある北朝鮮の工作員を収容所から救い出し、北朝鮮などの妨害を受けながら、白頭山を目指すのであった……というお話。

 爆発物処理班の隊長がハ・ジョンウで、ごりごりのアクションになるかと思いきや、妻の妊娠と除隊にうきうきしていて、実戦には不慣れでなんかへにょへにょで、謎の可愛さを放っておりました……と思ったら肝の据わり方が尋常じゃないのでやっぱりハ・ジョンウだった~!

 成り行きでハ・ジョンウと行動を共にする北朝鮮の工作員がイ・ビョンホン。信用できるのかどうかわからず、本人の目的のために動くが、最終的には胸アツシーンがあるのでした。イ・ビョンホンはすごみがあるよねぇ。

 そして、以前から噴火の危険性を説いていた学者がマ・ドンソク。アクションシーンはほぼない! 理知的でなんだかんだ情に篤い、いいキャラクターでした。

 スター3人いて、いいバランスで、脇もしっかり締まっていて面白い映画でした。なんで劇場で観なかったんだろうな~。レンタル残り時間にもう1回ぐらい観たい。

 

 

 

 

 母がマ・ドンソクがすごく好きなんですが、それまで好きだった俳優とずいぶんタイプが違うような気がして、なんでかなぁと思ってたんですよね。ある日ふと、「父ががちむちに鍛えたらあんな感じになるのでは……?」と気づいて、もしかしてそれでですか、と訊いたことがありました。で、本作の学者さん役、ますます父に似た感じで、これからマ・ドンソクを観るたびに「お父さん!」と思ってしまいそうです。『犯罪都市 NO WAY OUT』楽しみですね。和歌山でやらないぽいけど!