同時上映の『ワンス・アポン・ア・スタジオ―100年の思い出―』(日本語吹替版)で大塚周夫さんの声がするな!?と思ったらきちんとクレジットにも出てきていました。映画の中で使われたセリフで出てきてたのかな。胸アツ。
こうしてみると、観てない映画いっぱいあるんだよなーと思う。いつか観たいと思いつつそのままになっているものが結構たくさん。入るかディズニープラス……。
本編、マグニフィコ王の声は誰かな、と思っていたらクリス・パインでなるほど納得。ハンサムだし、それを自称してもなんか納得しちゃうし、歌がうまい。『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』のエドガンでもずっとリュート抱えてよかった。
マグニフィコはクリス・パインが演じているせいもあってかコミカルで、悪役としては憎み切れない若干の小物感があるんだけど、それがなんだかよかったな。どこかで何かを踏み外してはいるものの、根っからの悪人ではなかっただろうと思うので。
"This is the Thanks I Get" とは思っている人、現実にも多そう。
マグニフィコの過去に何があったのかはもう少し具体的に観たかったかも。でもこれ以上この人に感情移入してもな、というのはあるか。
夢や願いそのものが生きる活力であり、たとえ大きな喪失につながるとしても、自分で持っていないといけないというのはそれはそう、っていう。市民がみな、それで立ち上がるのがよかったな。
地中海の島国との設定ですがおそらくスペインがモチーフなんだろうな。『星に願いを』のクラシックギターアレンジすごいよかった。