海の中 | ADeLick Blog

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スタッフの日々の出来事

こんにちは、グアムで和田カメラマンにパパラッチされた嶋田です。
『グアムでダイビング』の記事を読んで頂いていることを前提として、しつこいようですが、僕からも海の中のお話をしたいと思います。

朝9:30、天気は晴れ、波も静かなグッドコンディション。
僕のバディはもちろん和田君。
その2人のガイドは超ベテランのデイビッド。

1本目、ボートからジャイアント・ストライド(歩くように足を前に出して)でドボン、海の中へ。
まず驚いたのは、その魚の種類の多いこと。
大物のロウニンアジから、アカメハゼというメダカみたいに小さな魚まで、色とりどりの中をアオウミガメが行き交う、まさにパラダイス♪

しばらくすると、ウィーン…という音が。海の中でドライヤーでも使っているのか!?という音が。
デイビッドが指差した方向を見ると、白くて巨大な潜水艦が。
まるで未知との遭遇!!のような光景!!

ボートに上がって、和田君に聞いてみたが、「潜水艦は見てない」と言う。
(まさか…あれは…宇宙…いやいや…いやいや…)

2本目、1時間の休息の後、海の中へ。
潜ろうと思ったが全然沈まない!?
デイビッドと和田君は僕をおいて海底へ。見えなくなりそう…。

しょうがないので、ヘッドファースト(頭から先に)で必死のフィンキック(ばた足)して海底へ。
なんとか追いついて、珊瑚礁の海中を泳ぎながら、考えた。
ウエイト(重り)落とした?BCD(チョッキのような浮き袋)壊れた?急に太った?
海の中では思考能力が低下する。

異変に気付いたデイビッドが、ウエイトを1個僕のポケットに入れてくれた。
助かった。でも、魚どころではなかった。

ボートに上がって、デイビッドに聞いてみた。彼は(空気)タンクの記号と数字を見て、
「このタンクは海に放り込むと浮くタイプ、1本目は沈むタイプね。」
(なるほど、1本目と2本目のタンクの重さがちがうのか…。
…って、それ先に言うといてくれや!!)

丸めたバスタオルの中で叫んでみた。