経て | 感じて、動く

感じて、動く

16歳から始めたサッカーの指導。感動したら、行動する。それが僕のすべての基本。


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先日、イタリアでフットサルのプロ選手で、日本代表でも活躍中の吉田輝(Yoshida Akira)君(→こちら) がうちに遊びに来てくれました。



実は彼は小学校からの幼馴染みで、転校してきた時のインパクトがもの凄く、日本で一番サッカーがうまいと過信していた当時の僕は一瞬にして「日本」の広さを知ることになります。



小学校当時からテクニックがずば抜けていて、中学校、高校でも選抜や強豪校で活躍。このままJリーガーになるんやろな~って漠然と思っていました。



しかし、高校2年生の頃は中学校時代から語っていた「海外」に挑戦しに行くことに。「イタリアに行く」という彼の決意を近所の平尻公園で聞いた時に、「羨ましい」という感情が浮かんできたのを覚えています。



それから約8年。様々な困難を乗り越え、挑戦し、縁あってフットサルへと転向し、日本代表、セリエA1の選手へと登りつめたアキラ。いい意味ですっかりイタリア人になった彼の姿には、帰国のたびに刺激を受けています。



そして今回、石神井高校に講演に来てくれることに。



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現役のフットサル日本代表選手とあって、目をキラキラさせながら話を聴く高校生たち。アキラのこれまでの頑張りと「自分」で考え、決断し、行動して結果を出してきた話には、ものすごく感銘を受けた模様。特に彼らと同年代の頃、17歳の時にイタリアに渡ったという事実が衝撃的だったと。



僕も改めて客観的にアキラの話を聴いて、昔を思い出すとともに、自分も頑張ろうって気になれたのが良かったです。



本音を言うと、自分も体が健康で、サッカーができれば彼と同じ頃に海外に飛び出し、挑戦したい気持ちでいっぱいでした。そういった視点で見ると、帰国のたびにある種の「嫉妬」があったのは事実です。



ただ、こうして年齢も重ね、自分の立ち位置というか、やるべきこともハッキリしてくると、そうした気持ちをバネにして、彼の頑張りを素直に認め、“刺激をもらえる仲間”として受け入れることができるようになったことが自分の成長だと感じました。



彼とはこれからもさらに良い関係を築いていけそうです。熱い話を夜遅くまでしたり、遊びまわったり、短期間でしたが良い思い出や出会いもたくさん生まれました。



アキラありがとう!次回はイタリアに遊びに行きます!



俺も世界で闘う日を夢見て。今は助走のスピードを加速させていこう。


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