「何を行うにしても、この世は苦痛に満ちている。自分の思い通りにならないことが多々ある。
それが当たり前だと思ったほうがいい。
そうすれば、不自由なことがあっても、人生が思い通りに行かなくとも、さほど不満を抱かずにすむ」ということを表しています。
この言葉は一見ネガティブそうに思えますが、幸福に生きるためのヒントが隠されているといえます。
この世が苦痛に満ちていて、自分の思い通りにならないことがたくさんあるとしたら、ちょっとしたいいことがありがたく思えてくるからです。
通勤時の満員電車に座れたら、めったにないありがたいこと・・。
ランチが安くておいしかったら、めったにないありかたいこと・・。
常にそういう意識を持つように心がければ、
「ありがたい」という感情が「うれしい」「楽しい」「助かる」という感情に結びつくようになります。
すると、不自由なことがあっても、人生が思い通りに行かないことがあったとしても、
心おだやかでいられ、幸福感も増大するようになるのです。
「ありがたい」という意識が幸福感を増大させてくれる・・
心のルネッサンス!
名僧、101の名言
P165
植西聰
成美文庫