私は昔テレビの英語会話を、子供と一緒に見ていたが、そこに出て来る外人教師は、何かしゃべったあとで、よくニッコリと笑うのであった。
ことに女性の教師にそれが多いようだが、このニッコリは見ていてまことに気持がよい。
日ごろの話し合いでも、もっと人々はふんだんにニッコリし合ってもいいのではあるまいか。
ニコリともしないで話をするのがえらいのだと思ったり、えらい人にニコッと笑いかけては、失礼だと思っている人がいるようだが、決してそんなことはないのである。
実は、えらい人ほど、なごやかで、ニコニコして、気持がよいのである。
つまらぬ下っぱの役人が、ひどく威張っている。
どうも日本の大会社や役所は、ニコニコが不足しているような気がする。
ニコニコしても、月給がふえるわけではなし、つまらんと思っている人は、まことに気の毒な人達である。
すぐはふえなくても、やがて必ずふえてくる。
月給どころか、一切の運命がよくなって、何もかも、いいことばかりが降って来るのであるから、実に素晴らしい。
(⌒∀⌒)
智慧と愛のメッセージ
P56-57
谷口清超
日本教文社