「稼ぐに追つく貧乏なし」と云うことわざがあります。
しかし「働けど働けどなお、わが暮らし楽にならざり、じっと手を見る」と云う石川啄木の歌もあります。
稼ぐことは富を儲ける一つの条件ではありますが、それだけでは富は出来ないものであります。
稼いでも「明るい心」「繁盛する心」「拝む心」「感謝する心」がないと富は出来ないのであります。
石川啄木の歌の中には「明るい心」も「繁昌する心」も「感謝する心」もありません、
唯、呪う心、不平を云う心、暗い心ばかりがこの歌にはあらわれております。
だから働けど働けど繁昌はせず、暮らしは楽にならないのであります。
明るい心、繁昌する心、拝む心、感謝する心をもってよく働こうではありませんか・・
生活読本
谷口雅春
日本教文社