その方は、五十年間盆栽づくりをやってきて、植物に関して三つのことがわかったと言っていました。
ひとつ目。
植物は人間が好きで好きでしょうがない。
人間がそばに寄ると、ワクワク、ドキドキする。
二つ目。
人間に話しかけられると、とても嬉しい。
「おはよう」「こんばんは」「きれいだね」などと言われのが、とても嬉しい。
三つ目。
賞賛されると天にも昇る心地で、この人のためには命を投げ出してもいいと思う。
植物は、基本的には人間が大好き。
人間に関心を持たれ、誉められると、無性に嬉しくなる。
逆に、人間に無視をされる、悪□雑言を浴びせられる、おまえは嫌いだ、おまえなんか相手にしてないという態度を示されると、植物は枯れるそうです。
淡々と生きる
P100
小林正観
風雲舎