我が子は学校から帰宅したら、小学生の頃と同じように、学校や通学途中での出来事を話してくれます。
電車で居眠りして、同級生と話し込んで電車の乗り過ごしをしたことも。
教室で物取りをする同級生に悩まされつつも、どうやら本格参戦する部活動で既に仲間ができたりと、楽しい中高一貫校生活を歩んでいるようです。
気になったのは、最寄駅から徒歩で自宅に到着する間に、区立小学校で同窓だった方と出くわして会話をしていることでした。
これは、私が相手の名前を耳にすると気になってしまったと言った方が正解です。
親がPTA役員同士でW不倫していた世帯の名前だったからです。
我が家近くを通る母親たちの路上での井戸端会議が聞こえていたのである程度の事情は把握していたのですが、その子は本当に区立中学校に通っていました。
受験・受検結果が判明した頃には、我が子にその子が私立中高一貫校に合格したことを話していたのでした。
卒業式の時も、ここの母親は他の母親と会話している時、この私立中高一貫校の制服の価格が高いけれど思った以上に似合うだの、そんな会話をしていたのです。
でも、そこに通わせることができない事態になっていたのですね。
この二人ですが、何で学区外とはいえ、あんなに近くのラブホテルを使っているのだろうと考え込んだことがありました。
周りにバレることが望みで、それで双方の伴侶に発覚することで、早々に離婚したかったのかとすら考えました。
因みに、この二人に限らず、PTA役員同士のW不倫は驚くほど手近に手を付け、それを処理する場所も手近だったで、毎度、驚かされました。
ことは非常に単純で、いわゆる危険な恋≒強烈な性欲と征服欲ほど燃え上がりやすくて、でも大した自由な時間も費やす金銭もなかったということでしょう。
どの組み合わせでも同じで、コロナ禍だからビジネスホテルの方が安いだの、平気で話しながら通りを歩いていたW不倫中の役員もいました。
PTAだからと言えば日曜日の日中に疑われず(?)に外出できて、ずっと快楽にふけって、夕方の5時過ぎに二人で堂々と、こんな会話を交わしながら笑顔で歩いていたのです。
声がどれくらい反響しているかも、驚くほど意識せずに。
部屋に清潔感があって、あの方が好ましいそうでした。
私はと言えば、店舗の人が減る時間を調べて、買い物に出かけた時に、この二人に遭遇してしまったのでした。
こんな親の一人は懇談会で、時短勤務取得でPTA参加できるように…と豪語されていました。
雑談の時は中学受験を話題に出して、既に通塾させていることやその先のことも話し込んでいらっしゃいました。
その実態は、何のことはない、PTA役員同士でW不倫して遊びたかっただけという印象でした。
同じ塾の子が塾に向かっている姿をよく見かける時間に、平気で二人で利用するところに入っていく姿を何度か見かけていました。
要するに、通塾していたら時短勤務で早く退社できて、禁断症状である性欲が満たせる時間に使っていたということです。
子供を通塾させて中学受験に成功すれば、自らの性欲は満たせるわ、他人に自慢できるトロフィーは確保できるわという、一挙両得作戦のつもりだったのでしょう。
その上、正社員勤務も続けられると。
PTAではこういうW不倫ペアが毎年のようにできていて、ウンザリしていました。
自分自身が役員にならなくても、必ず配布される会報で顔と名前は覚えてしまいます。
更に懇談会などの場で、役員たちが壇上に上がったり、はたまた別のところに集まっている姿を否応なく目にしていました。
そんな人たちが午前様と言える深夜帯までの夜遊びに、朝帰り。
こちらは自ら抱える難病で眠れぬ夜を自宅で過ごしているのに、大きな声で路上で抱擁していたり…。
更にラブホテルやビジネスホテル利用の姿を堂々と見せていたのですから、PTAとは既婚者の出逢いの場と認識するのが妥当でした。
「噂話は本当だったみたいだよ」と、夜に二人でデカフェのコーヒーを飲んでいた時、妻にこの件を伝えたことがありました。
路上から聞こえてきた噂話では、W不倫がバレて中学受験対策期間中に別居が始まり、子供はそのまま受験させて、その後に離婚した事実を伝えたのだとか、我が子が偶然会って、区立中に通っていると相手が話したとか。
本当に受験して合格していたのだろうと思うと、居たたまれない気持ちになりました。
いったい、親は何を考えて行動しているのやら。
この話をすると、妻は「多様性の世の中だから」という主旨の言葉を口にしました。
他人は他人で、私たちは私たちと割り切ろうと。
たぶん、そんな行動を起こした結果を考えることもないような人だから、気にするだけ無駄だとも。
それはそうで、何かできるわけでも何でもないけれど、自分の子供にそんな仕打ちがよくできるという部分は割り切れません。
因みに、不貞行為の相手にも同窓の子がいるのに。
それも、どうせ切り捨てられる、親の一時の快楽のために不貞行為までして。
そのほとんどはわざわざアルコールで前頭葉を麻痺させ、禁断症状に至る行為を助長しているだけです。
嘘八百の人生を生きて、真実をつかんだ子供を自己都合で切り捨てて。
未来のことなら嘘八百も方便になると、子供を通塾させていたのでしょう。
それほど自らを飾る装飾品たる「人間トロフィー」を、W不倫の相手を含めて多数欲しかったということでしょうか。
成金のスケベなオヤジと、やっていることが変わらない自覚があるのでしょうか。
我が子が公立中高一貫校に進学して以来、懇談会はあって出席しても、それ以外で顔を見かけることすらありません。
以前のようにPTA会報すら受け取ることがないので、ホッとしています。
それでなくても、専業主夫で育児・子育てしていることを話すと、本当は家事も育児もしていないなど、妄想に基づく嘘八百を広げ、不審者連絡があるたびに容疑者扱いされてきました。
更に、そういう母親は外で遊んでいるに違いないという憶測から「父親が違うんじゃないの」という発想にいたり、我が子に同窓生が認識させる事態まで招いていましたから、何らやましいことがなくても、一切かかわりを持たないことが得策です。
知られない、見かけられない、関心すら持たれないことが、妄想癖があってそれを言葉にして流布する方々への対応策となります。
更に、こんな母親たちの中に結構な割合で、不倫だのW不倫だのしている方がいても、わからないことで精神的に安定しやすいのです。
恐らく、我が子の同級生すら目にすることは滅多にないですから、「あの人たちの関係がバレたら、この先、あの子はどうなるのか」という思いがこみ上げることすらなくなります。
(PDF) Sex Differences in Episodic Memory: The Influence of Intelligence (researchgate.net)
3つあるグラフの一番下は、知能指数と初対面の相手の顔の認識力を示しています。
次回に同じ人と出会った時、相手が誰であるか思い出して会話ができるかと言い換えても、いいかもしれません。
男性の場合、知能指数が低いと認知度が明らかに下がりますが、100を超えると女性並みに認知できます。
目にする人が印刷された画像で見ただけでも、見かけることが数年ぶりだったり、化粧が異なっていたり、髪型が変わっていても、あちらから声をかけられなくても、すれ違いざまにでも認識できてしまいます。
もし会話に至っても、瞬時にその人と関わりがあった当時の記憶が想起され、相手の名前(愛称)、子供の名前(愛称)、趣味や同じ時間を過ごした時の出来事などの会話が可能です。
私はこんなことは誰でもできる当たり前のことで、もっとその能力に秀でた人がいるのが当たり前だと思っています。
実際に、日ごろからやり取りがある経営者様が紹介される方で、過去に会ったことがある方の場合、その時代、時間、場所、会合内容、その方が発言されていたり一緒に打ち合わせをした場合はその内容などを話し始めるのは、ほぼ私からでした。
これは高校からの親友たちと会話する時も同様で、例えば同じ題目のことで過去と意見が異なることを言っていた場合、そのことを告げると「そんな話をしたことがあったかな」と言われ、その当時のことが思い出せるように話を始めるのが私の役割のようになっていたりします。
ただ、子育てするようになってからは余計に、外出先で知った顔を見かけても、滅多に声をかけることはなくなりました。
我が子が通園・通学するようになって、必然的に個人情報を覚えてしまう機会が増え、更に上記のようなことを偶然目撃する機会が増えて、悲しいやら、ウンザリしてしまったからです。
現在でも、子供に対して親が採る行動とは、江戸時代以前と変わらないということです。
江戸時代の避妊・中絶方法とはどんなものだったのか? - ナゾロジー (nazology.net)
7歳を過ぎて生きていようとも、親から課された中学受験で努力して結果をつかもうとも、親の禁断症状と欲で子供の未来を平気な顔をして奪っているのです。
その不貞行為の相手の子供の将来も。
子供によっては、現代だからこそ、生きて親の願いを叶えたがゆえに辛いという子もいたかもしれません。
我が子は、上記の事実を知ってか知らずか、中学受験で合格した先に通っていることを伝えたそうです。
この話を我が子から聞いただけで、私の心はチクチクと痛み、肌がヒリヒリしてきます。
何しろ、上記の行為を繰り返していた親の子が、学校からの帰路で一緒に歩いていた子に、自分の親が不倫していることを話している会話も耳にしたことがありました。
校内でもこの種の会話が出ていて、まったくおかしくないのです。
もし我が子がこの背景を知っていて、ケロリとこんな会話をしていたのなら、子供ならではの幸せなひと時だったからと言えるかもしれません。
徐々に成長するごとに、人の世の残酷さを知ることになるのでしょう。
それゆえの、先進国の少子化なのかもしれません。
平均値としての認知能力が低落傾向にあるのであれば、事実認識すらままならない人が増えるという意味で、妥当かもしれません。
「感じない」、「わからない」方が幸せなことがある、よい事例なのかもしれません。