ここのところ、早朝覚醒時は脈拍数が上昇した状態で目覚めます。

 

起床時から不安な気持ちという訳です。

 

起床時血圧は何とか3桁を維持しています。

 

 

ここのところ、朝食を少し口にしたら、すぐにコートリルを服用するようにしています。

 

起床時に感じる不安感があまりに強い日が多いからです。

 

コートリルを継続服用するようになって10年弱になりますが、服用後に心理状態が楽天的で「どうにかなる」と思える状態に至ります。

 

このような状態になると、早朝時の脈拍数増加が落ち着き、60P前後になっています。

 

 

担当医は何度も変わっていて、その度にこのことを伝えるのですが、このような症状(副作用?)は服用開始後半年もたたずに気がつかなくなるそうです。

 

本当にそうなのでしょうか。

 

覚醒時に気持ちの落ち込みがあまりに激しくて無気力状態の時は、コートリルを服用する必要すら、すぐに気がつきません。

 

チラーヂンを飲み忘れぬように用心しても、気がついたらコートリルの服用を忘れていることに気がついたりする状態です。

 

不思議なことに、飲み忘れの確認をする際、錠剤の残数は記憶しているし、記録もしているので、その確認ができています。

 

何か少し食べるものを口にして、それから飲み忘れていたコートリルを服用した時も、同じように家事をする気力が出てきますし、物事に取り組む時の意欲がしっかり前を向きます。

 

体や心を無理やりに目標へと前進させているという状態から、明らかに、大きく変化します。

 

多かれ少なかれ、毎朝、この変化が続いています。

 

 

今朝のように起床時の脈拍数があまりに高いとき(80P後半から90P)は、コートリルを服用してそれが落ち着いてきても、午前中はのんびりと過ごしています。

 

脈拍数が落ち着いて気分も大らかで明るくなっても、このような症状がはっきり出ていた時は、その後に劇的に疲れ果ててしまい、動けなくなることが多々あったからです。

 

午前中に無理をせず、ボーッと過ごす方が、夜に至るまでの活動量が増やせることに気がついたからでした。

 

せめて、我が子や妻が帰宅するとき、笑顔で出迎えたいですから。

 

 

手指の油脂は分泌されなくなっていて、買い物時に薄手のビニール袋を開くのが普段より困難になっています。

 

爪の付け根部分もカサカサで、頻繁に皮膚科で処方していただいたクリームを塗っています。

 

唇はガサガサで、両端は割れた状態が数週間は継続しています。

 

自分で補充しているニベアクリーム缶を消費する速度が、明らかに早いです。

 

ATMやタブレット、スマホ画面操作もままならず。

 

製造年代が新しい方が反応がいいのですが、皮膚の状態がいい時とは明らかに異なっています。

 

 

「ホメオタシスで体は健康状態を保とうとするから、コルチゾールが不足したら他が補う」と医師は言っていましたが、そうなっていないから困ることが多いです。

 

起立性低血圧の発生頻度や深刻さの波もそうで、ホメオタシスを信じ込んだままだったら、外出時に何度失神していたかわかりません。

 

特に、外出時に意識を失いそうになってふらついて声をかけられても、返答しようにも血圧低下で思考が鈍っていて、言葉を出すことに気を取られたらそれで自らの姿勢をうまく保てなくなったりするのです。

 

声を出すために言葉を選ぶ思考が回復するまで黙っていればいいのですが、良くも悪くも慌てた思考状態ですから、この外部入力に出力を、反射的に返そうとしてしまいます。

 

起立性低血圧がひどくなって立ちくらみを起こすだけで、助けようとする外部入力への対応一つままならなくなることは、そしてこれがうまくできないと大騒ぎになっていくこと、それに対応することが難儀であることが、内分泌を専門とする医師はどこまで把握してくれているのだろうと思ってしまいます。

 

こんな状態が、家事でしゃがんで立ち上がろうとするとき、診察やデスクワークの座位から立ち上がる時にふと発生し、すぐに動けないことを会話で伝えろと言われても、脳に十分な血流が確保されていない状態で行うことは困難です。

 

だからひどいと失神してその場に倒れるのですが、健常者には経験がないからわからない。

 

ホメオタシスって、何度倒れても、失神の可能性を感じながら生きていることですか。

 

 

こんな状態ですから、コートリルを服用したら気分が高揚し、明らかに体が動かしやすくなることを経験し続けられることは、これだけで幸せです。

 

立ちくらみ対策に不十分ではありますが、治療で骨粗しょう症から回復しつつありますし、肥満にならずに済んでいます。

 

ステロイド性糖尿病になる方もいらっしゃるようですが、これも避けられている。

 

そう考えたら、血圧が低くて頻脈の日は、少しのんびり過ごせばいいのだと思うようにしています。

 

これが私のホメオタシスなんだろうな。