おすすめの邦画は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
ゴジラ-1.0か、シン・ゴジラといいそうです。
 
 
先日、我が子の合格祝いの贈物だったシン・ゴジラのBlu-rayをパソコンで見ました。
 
2月の勝者となって以来、6年後の勝者になるべく、自らずっと学習を続けていました。
 
お祝いの贈物を渡した時は大喜びだったのですが、「今は勉強する!」の一言で終わっていました。
 
 
シン・ゴジラを銀幕で観賞したのは、我が子が就学前でした。
 
合計で3回観に行ったはずです。
 
我が子が受験が終わったらやりたいことに挙げていた項目に、シン・ゴジラを再び見たいと掲載されていました。
 
その理由を尋ねると、「大きくなって物事がよくわかるようになったから、その視点でもう一度見て、どれくらいわかるか試してみたい」ということだったのです。
 
こんな理由で、第一志望校合格と卒業のお祝いの品が決まったのでした。
 
 
パソコンにBlu-rayプレイヤーを接続して上映していた間、我が子はパソコンにかぶりつき状態でした。
 
上映が終わった後、我が子の口から機関銃のように言葉が飛び出し始めました。
 
それと同時に、相互の記憶確認のためにまたもや視聴アプリを操作して、感想を述べあう中で記憶の相違があった場面に行きついて確認しては、また語り合いとなりました。
 
印象的だったのは、観賞前にB-2など、映画に登場する兵器の基本性能を下調べしていた様子だったことでした。
 
就学前の幼少といってよい時期に観賞していても、銀幕に登場した兵器が実在していて、その名前も当時から記憶していて、よく口に出していました。
 
 
「昆虫より少ないレーダー反射面積なのに、ゴジラはどうやってB-2を見つけたのだろう」など、口にする疑問は非常に具体的でした。
 
我が子自身にその答えを考えてもらいましたが、想像しきれない様子でした。
 
私は可視光線による検知機能が、ゴジラの体のあちらこちらに点在している可能性を伝えました。
 
バンカーバスターがゴジラに命中した後のことなので、あまりの激痛に怒りまくり、我を忘れてあの凄まじい怪光線を出しまくったら偶然当たった可能性も、無きにしも非ずかもしれないと話すと、我が子は笑うどころか、そんな可能性があるねと本気で考えていました。
 
 
後は、大人に限らないかもしれないけれど、他人を意識しながら構築される「常識」が崩された時の人のもろさについても、語り合いました。
 
真に絶望的な状況下に追い込まれて、ヤシオリ作戦が実行可能な環境を整えることを含め、一種の狂気でもあることは共通認識でした。
 
外交関係を含め、普段から、駆け引きしながらも話し合える環境を維持する大切さを伝えました。
 
 
後日、我が家では食卓に上る機会が年に1度あるかないかのラーメンを作ったら、我が子は「しっかり伸びてから食べる」と笑っていました。
 
食卓についたら、決まり文句は「あーぁ、ラーメン、のびちゃったよ…」でした。
 
伸びたラーメンが大好きといっていたから、あのような多忙な仕事に就きたいのだろうなぁ…。
 
 
そう、銀幕に登場していた自衛隊から災害支援活動に話題は及び、災害支援活動から自衛隊が撤収する時期の大切さを話し合いました。
 
その時に例に挙げた映画が「七人の侍」でした。
 
農村にとっての災害たる盗人集団を追い払うため、七人の侍に頼る。
 
侍たちが盗人集団を壊滅させて村に平穏が訪れると、村人たちは同じように武力を持っている侍たちがそのまま居続けることに不安を感じ始める。
 
それを察した侍たちは、自ら村を離れていくという物語でした。
 
同じように、自衛隊は災害支援活動をしていても、災害地域で自立・自律活動を行っていた方々が再び活動できる目途が立ち始めるころを見計らい、自立・自律活動の障害にならぬように撤収すると伝えました。
 
能登半島地震で被災された地域から徐々に自衛隊が撤収を始めた頃だったので、この話題におよんだのでした。
 
 
実は、我が子との距離感も、常にこの意識が欠かせません。
 
どんなに幼い頃であっても、この意識は欠かせませんでした。
 
我が子への愛情はあろうとも、安心・安全の最後の砦たる家を維持していても、見守り続けていても、自立・自律の障害となってはならないのです。
 
それでも、甘えたい時、話を聞いてほしい時、相談を持ち掛ける時、扉は常に開けておく必要があります。
 
突き放すわけでもなく、構いすぎるわけでもないように。
 
 
そろそろ、「七人の侍」も我が子に紹介して、DVDやBlu-rayディスクを調達して観賞しようかな。
 
我が家にテレビを置かないのと同様に、いわゆるサブスクによる見放題サービスも利用していません。
 
そのDVDやBlu-rayを、また、探しておこうかな。
 
その前に、ボヘミアンラプソディーを英語で観る!ことをやりたがるかな。