英国が2009年生まれ以降への「タバコ販売禁止」へ、法案可決 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

 

 

日本ならたばこ税の税収が減り、消費税が1%上がるという試算を口にしている評論家がいるようです。

 

政府の税収増が大切で、国民の健康を置き去り、寿命を短くすることを望まれているようです。

 

電車に乗ると、若い女性の俳優であろう人を起用したビールの広告が、天井からズラリと吊り下げられているところに乗り合わせたことがあります。

 

史上最悪の薬物依存物質であるたばこのニコチン、そして酒のアルコールに、法律上は反社会的勢力ではない「はず」の政府と議会が、まるで反社会的勢力のように依存しきった国家づくりを推し進めて、誰の利益に化けているのやら。

 

 

alt.pdf (jstc.or.jp)

 

この映画は古いですが、未だにたばこ会社が各国政府に行っている異常な介入は続いています。

 

この映画の中には、レーガン大統領の前で虚偽宣誓を行う、当時のたばこ会社の社長がズラリと並ぶ、実際のシーンが含まれています。

 

このシーンは日本のテレビでも放映されたことがあります。

 

子供の頃に、日曜日の朝に放映されていたサンデーモーニングの中でも紹介されていました。

 

当時、喫煙者だった父は「さすがに大統領の前で嘘はつかんやろ」と言っていたことをよく覚えています。

 

結局、この時を起点としても、完全禁煙するまでに10年以上かかって、私の人生は喘息発作の連続で大きく狂ってしまいました。

 

 

英連邦に属するニュージーランドは、よく似た政策を可決したにもかかわらず、さっそくコケまくっています。

 

その点で、英国政府のこの法案下院通過は素晴らしいの一言に尽きます。

 

日本では、相変わらず酒の広告すら、我が子が通学に使う鉄道車両の中にすら、中づり広告でずらりと掲載されている体たらくです。

 

コンビニに立ち寄れば、加熱たばこを含めたたばこ製品も、アルコール飲料も、一切隠すことなく目立つ場所に陳列されています。

 

たばこに関して、恥ずかしげもなくデカデカと立体広告まで掲げられている有様です。

 

覚せい剤や麻薬、違法ドラッグ販売が隠語で行われているインターネット空間と変わらない世界が、子供が立ち寄ることがある日常空間で未だに展開されているのです。

 

 

アルコールを提供する居酒屋前には、必ず喫煙のための吸い殻入れが遠慮なく置かれています。

 

そのすぐ近くを歩く人たちは、否応なく受動喫煙被害に見舞われています。

 

路上喫煙禁止区域でも、遠慮なく吸う愚かしい姿を毎日のように見かけます。

 

居酒屋が休業の日は、受動喫煙被害に遭わないのですから、居酒屋がなくなることが妥当です。

 

アルコールすら、強烈な依存性薬物で、性犯罪の原因物質です。

 

 

財務大臣名義で財務省がたばこ会社の株を持つ異常な政府と、それを支持する議会を持っているのが、わが国日本国です。

 

国会議員が不倫相手と、喫煙所で喫煙しながらじゃれ合う国です。

 

上記の記事でも、国会議員になってしっかりダブル不倫した方がプライムミニスターになり、英国史上最速でリザインされた方の名前が、何と喫煙支持派として紹介されていました。

 

それでも、この法案がスナク政権などの働きで下院通過したことは、本当にめでたいことです。

 

「どこか」の国の政府では、全くあり得ない事柄です。

 

 

少し遠い時代の先から見た時、レガシーとなる立法措置です。

 

どこぞの国のように、性欲依存すら抜け出せない政府や議会では、薬物依存から抜け出すことは難儀でしょう。

 

野党からして、どっぷりですから。