この記事を読んで、私が通園に、通学に先立って制帽を購入した時のことを思い出しました。

そして、我が子も同じでした。

人間の脳は1930年代と比べてかなり大型化して認知症に強くなっていたと判明! - ナゾロジー (nazology.net)

 

特に、小学校入学前に制服など一式をそろえる購買に行った時のことでした。

 

当時は一クラスが45人を超えることすら珍しくない、超マンモス校への入学でした。

 

そんな中で、私一人だけ、この日に制帽を買えませんでした。

 

小学1年生向けの制帽では小さすぎて、試着用があった小学6年生でも大きいサイズのもので、やっと何とか被ることができたのでした。

 

 

同じことは我が子でも繰り返されました。

 

就学時に購入した帽子のサイズは、やっぱり小学6年生サイズでした。

 

成長するにつれ、それがどんどんキツくなっていく(笑)。

 

卒業直前には、頭に乗せるように被っていました。

 

 

私が初めてCTスキャニングで脳を撮影したのは、大学3年生の時でした。

 

交通事故に遭い、入院した時です。

 

当時の主治医は「しっかり詰まっている脳だね」、「海馬や、脳梁の後部がハッキリと大きいね」などなど話されていました。

 

頭囲自体がかなり大きいのですが、その後に本当に大きいのかが主治医も気になったようで、撮影画像から測定できるかなどを調べ、後日に「本当に大きいし、脳梁の後部が厚い」と教えてくださいました。

 

 

30代初期も、これまた追突される事故に遭いました。

 

入院先にはMRIがあり、撮影したら脳が腫れているとのことでした。

 

その後に何度か撮影した主治医と検査技師は、「脳が大きいね。脳梁が厚い」など、余程印象的だったのか、こちらが尋ねることなくこのようなことを伝えられました。

 

 

そういえば、高校の全国模試で2桁前半を取ることが当たり前だった、学年が一つ下の女子も、頭が大きかったです。

 

中学時代の同級生の天才肌で高校の数学の問題すら解いていた男子も、抜群の頭のよさに惚れてしまった女子も頭が大きかった。

 

この二人は当時の5%枠利用で県内最難関の、学区外の高校に合格しました。

 

大学時代に物理学実験のレポートで直々に口頭試問を受ける機会があった、当時のノーベル物理学賞候補と目されていた(当時の科学雑誌にノーベル物理学賞候補として似顔絵と名前が掲載されているほどの方)教授も、前後方向に明らかに頭囲が大きいことが見て取れました。

 

 

認知能力の平均値上昇に、脳が大きくなることが関与していたのですね。

 

そういえば、妻が妊婦だったころ、超音波エコー検査で胎児であった我が子の様子を一緒に見ていたのですが、産婦人科の担当医が水頭症の可能性が気にされるほどの大きさであることが指摘されていました。

 

出産前まで、脳が大きいことは繰り返し耳にしました。

 

私の頃は、こんな便利な胎児観察器具がなかったのですが、生まれて以降の人生を一緒に過ごしていると、こういう部分は私の子供の頃とそっくりです。

 

 

そういえば、中高一貫校入学の準備の購買でも、頭の被り物はピチピチで苦しそうでした。

 

注文したものが自宅に届いて、それをもう一度試して、「何とか着られる」の一言に家族で大爆笑しました。

 

もし孫を見る機会があったなら、同じことをまたぞろ繰り返すのかもしれません。

 

 

人は、自己家畜化の呪縛から解き放たれつつあるのかもしれません。