子供の復習・再復習・再々復習用に準備し、解いては丸つけした問題や答案用紙を、ひたすらシュレッダーにかけていました。
中には、国語の問題用紙に骨付き肉が描かれていたり、なぜかひっ算がひたすら書かれていたりしました。
名人になって、各教科の名人クラスの問題も繰り返し解いていました。
自分で脳の生理機能に関する図書を読み、学習スケジュールを組んで壁に貼っていました。
私はそれに合わせて、各教材の該当するページをスキャンしては印刷していました。
更に、同じ系統の問題でも毛色を変えた独自作成問題も作って、印刷して子供に渡していました。
当時はコートリルを服用していても、体調がなかなか安定していませんでした。
子供が自ら答え合わせをした内容の記述が正しいかを確認し、それから教材をスキャンしては印刷を繰り返していました。
当然、子供がヤル気になる記述を、復習や再復習、再々復習用の印刷物に手書きしていました。
子供騙しかなとも思ったのですが、ザ・「私にできること」でした。
誉め言葉も日本語と、英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・オランダ語・たまにチェコ語などを織り交ぜ、アルファベットもキリル文字も筆記体で記述しました。
合格を勝ち取った祭りの後は、片付けです。
以前も書いたことがありますが、同じマンションの小学生を抱える世帯のオヤジが、マンションの所定のごみ置き場に収集日当日にゴミ袋を出しても、ちゃんと漁って自宅に持ち帰り、「これ、どこの問題や!」などと、玄関の扉を開けるや否や、恐らく奥様であろう女性に大きな声で吠えていました。
それまでも、レシートなどは手で細かく破いたり、はさみで切ったりしてゴミ袋に詰めていました。
こんなことを数度目撃したので、完全を期すためにシュレッダーを購入しました。
ところが、このシュレッダーですが、常温状態で使い始めて30分程度でオーバーヒートを起こします。
この表示ランプが消えて再度使い始めたら、10分程度でまたオーバーヒートです。
冷却が必要な部分を見定めて、扇風機などで強制冷却するのに20~30分かかります。
この作業がとんでもなく手間なのでした。
使った教材で子供の手による記述がないものは、ネット活用で、有料の購入者探しをしています。
既に買い取られたものもありますが、あんまり人気がないのかというものもあります。
こちらはコツコツと販売を続ける予定です。
加えて、中学一年生向けの教材探しも行っています。
中学受験用の問題集探しもしてきましたが、中高一貫校生用の大学受験対策問題集とはどんなものかというところから、たまに店頭で内容を見ています。
要するに、高校受験対策用でいいのだと理解しました。
子供が基礎力をつけるに向いていれば、こういうことにこだわる必要はありませんでした。
オーバーヒートしていたのは、シュレッダーに限らなかったということです。
子供は相変わらず、帰宅したら玄関で学校での出来事を話します。
台所の机で宿題と次の日の時間割を済ませ、そのあとは早々に隣の部屋で小学校時代の学習の復習と、中学先取り学習を自分で進めています。
既に届いている中学で使う教科書より、通信教育教材をひたすらこなしています。
英語は、小学生向け教材より中学生向けが実践的で役に立つとのことでした。
中学生になると学ぶ傾向がガラッと変わる印象を持ったようで、今まで通りの学びを継続せねば、周囲の優秀な学生に置いて行かれるかもしれない、授業についていけないかもしれないということを考えているようです。
子供の頭は、親と違って、見事に適温調整されている様子です。
私のオーバーヒートしやすい熱源は、少し時間ができるようになった夜間に、妻に適温調整していただいています。
買い物デートも妻から積極的に誘っていただけるので、こちらにお熱な状態です。
シュレッダーだけでなく、私の心も冷やさねば。
単に、熱を使う方向を変えただけかもしれません。