Heavy cloud no rain.

Heavy cloud no rain.

お散歩、お散歩、楽しいなぁ。

少し長い記事になりますが、備忘録を兼ねて残しておきます。



9月上旬に引っ越しました。

主な理由は…「騒音」問題。

上の階の騒音には、管理会社を挟んで暫くやり取りし、ようやく落ち着いて来たと思ったら、今度は飛んでもなく!?超ド級のパーティーボーイ?が下の階に越してきて、窓が開けられない。




引っ越しはしたいけど、お金がかかるなぁ~。




長年(7年目に突入)住んだ部屋なので、愛着もあり、6月に賃貸契約の更新をして「2年」デッドラインを先延ばして、その間に引っ越そうと思っていました。





が、しかし、様子が変な気がする???




住んでいる地域の土地の所有者が老齢化し、手放して新築ラッシュが起こっているので、住む人の層が変わるのは理解出来るのですが、、、



近所にあった八百屋さんにお花屋さんが、次々と閉店。

その時期と前後して、毎年開花を楽しみにしていたお寺の桜の木が3本切られてしまいました。



そして、流行り病でリモートになった時、ベランダから見える遠くのマンションの1室が元旦以外364日!晴れても、雨でも、風の日も、洗濯物を干していて、何だかわからないけどそのブレなさに勇気を貰い(笑)私も頑張るぞと勝手に元気の源にさせて貰っていた1室と、これまた、ベランダから見えるマンション(こちらは出来てそんなに時間がたっていない)の最上階の住人さんが、カーテンを付けない方で、暗くなるとお部屋の中見えちゃう、、、がしかしさすが最上階なだけあって、凄く豪華そうだ!お家賃いくらなんだろう?と、これまた勝手に注目していた1室。



今年に入ってからこの2室とも引っ越してしまい空っぽに。



なんだか急に淋しくなったなぁ~なんて思っていたら、駅までの道が、ゴミの出し方が酷くて散乱したり、猫が狩った動物の死骸が毎回あったり(同じ場所なので、野良ではなく、飼っていて自由に散歩させている猫だと思う)街路樹の脇から生えた雑草が、歩道と車道に股がるくらい広がって、雨降ると歩けないなんてこともあるくらい、様子がひどくなってきました。



スラム化って言ったら大げさだけど、治安が悪くなっていく要素はあるなー。



と、思っていた矢先。

休日自宅にいると、女性の叫び声が!!

何か繰り返し15分くらい叫んでいました。

大人がお腹の底から声を上げるって、体力いることを15分も!凄いなぁー。なんてちんぷんかんぷんなことを思っていたら、静かになったので、すっかり忘れて、1時間後に用事があり外出したら!若い女性がバッグや日傘を道に放り出して、電柱に必死の形相で「祈って」ましたガーン



やば~い。

目合わせたら最後だ。

そーっと、過ぎ去ろう。。。

(しかし、どんな人かは気になる笑い泣き)


黒髪を一つに束ね、黄色いロングスカートに白いブラウス。お化粧もしていて、いたって普通の何処にでもいる若い女性。



何かの拍子に「気」がふれてしまったのかな?(しかしいったい何を祈っていたのか?)



・ ・ ・


8月に友人に合うため、とある駅に向かいました。

待ち合わせの時間まで少しあるし、ちょっと周りを探索してみよう!と改札を出ると、初老の女性と目が合いました。



目が合った女性は、私を見て、「アレっ?何処かで会ったことあるような?」みたいな不思議そうな顔をして、半分クビを傾けた微妙な挨拶をしてすれ違いました。




その後、友人と友人母に会い、ご飯を食べつつ呑みつつ、色々な話から↑騒音で引っ越しを考えているけど、2年計画だよ~(苦笑)なんて話したら、じゃ次は友人宅近くに引っ越してくれば、会いやすくなるヨ~とおすすめされその日は、別れました。

(それが8月上旬のこと。)



それから1週間くらい過ぎて、友人母から「ホントに引っ越す気があるなら、知り合いの不動産屋を紹介する」と連絡が来ました。



金銭的なことや、部屋の好みもあるだろうから、いくつか物件見て嫌だったら嫌とハッキリ言ってよし!だよとも。



有難いお話なので、まずは物件を見せてもらうことに。

食事会をした次の週末に、貰った物件情報紙を手に建物の前で不動産屋さんを待っていると、現れたのは、駅の改札前ですれ違った初老の女性でした。



ご家族で、不動産屋をやっているそうで、息子さんに予定があり、ピンチヒッターで来てくれたそう。

物件は古いんだけど、だからこそ思いきってリフォームして、完成した日に友人母から、娘の友達が部屋を探しているので、紹介してと連絡があったと。



建物は古いのですが、中は綺麗で私が住むには充分な部屋です。



もう、ここからはトントン拍子で、部屋の内覧をしてから2週間と数日で引っ越しました。



元の部屋の管理会社から、ちょっとした嫌がらせをされたり、引っ越し前日に「目」を傷つけてしまい、急遽眼科に行ったりとアクシデントもありましたが、なかなかこんな短時間で引っ越すのも稀じゃないか?と思うものの、まぁ~体力消耗しました(苦笑)



最近、【時間は過去から未来に流れるのではなく、未来から過去に流れている】って話を良く耳にします。



うまく説明出来ないけど、今回の引っ越し、なんだかその感覚が分かるような気がして。

未来の自分?(その他諸々の力が)そこにいたらダメだ!今すぐ引っ越せー!!と過去の自分に掲示していたような?!

だからこそ、すべてがトントン拍子だったのでは?

(もちろん、友人・友人母には大感謝です。)



長々書いてしまいましたが、最後にひとつ。

15分叫んで、女性が祈っていた電柱の前にコンビニエンスストアがあったのですが、突然閉店してしまいました。

しかも、閉店する3日くらい前に「◯◯日で閉店します」と急に張り紙が出て終わり。

あの女性の目には、何が見えていて、何を祈っていたんだろう。。。



そんな土地から抜け出せた私は、ラッキーだったのだと思う。