USSハサウェイ/続・スターゲイザー | アディクトリポート

アディクトリポート

真実をリポート Addictoe Report

前にスターゲイザーを取り上げたが、

↓劇中画面のUSSスターゲイザーNCC-2893。
ざざ

最近、補足するような動画をちらほら見つけたので、
今回はそれをまとめておきたい。

まずはワープ・モデルズ(WARP Models)の、
1/537スケールのレジン製ガレージキットだが、
みきき

完成作例を披露した動画?(静止画のスライドショー)を発見したので、ここに紹介。

元サイトでの画像紹介はこちら

ワープモデルズのレジン製キットの前にも、同じ1/537スケールで、
サイファイミニチュアズ(Sci-fi Miniatures)から、
バキュームフォーム(真空成型)製のガレージキットが出ていて、


元キットが、ERTL版エンプラ、
つまりレンガ状の醜いモールドが円盤部に縦横に走る方を使っているため、
↓くしくも同じ作りの、ピカードの私室のデスクトップモデルNCC-7100と、
げいざ
ほぼ同様のものが、できるはず…ではある。

しかし、このバキュームキットのレンガモールドを一掃し、
劇中の実艦、NCC-2893同様に、
ぶれいcあw
各部が発光する電飾モデルに仕上げたのは、
DLM(ドンズ・ライト・アンド・マジック)の、
donn
ドン・マシュー。
どん

製作記事は、こちら。
PART 1
PART 2
PART 3
PART 4

ゴーサンナナ模型の方の話はこれぐらいにして、
劇中のスターゲイザーについての追加情報。

TNG(ネクスト・ジェネレーション)は、
現在ソフトのHD化が着々と進行中だが、
そのデモ動画で、
↓第2シーズンにもスターゲイザーが出て来るのを知った。

2016/02/04 に公開

厳密には、大半のシーンをスターゲイザーのリサイクルでしのぎ、
アップ画面が
to^pu
USSハサウェイ(Hathaway) NCC-2593
で、一応別の艦になってはいるが、
スターゲイザーの船籍2893と、遠目には見分けがつかない、
姑息なごまかしで切り抜けている。

他にも、
USSビクトリー
USS Victory NCC-9754

というのも、TNG劇中に出て来たらしいが、
kimp
引きの絵(ロングショット)だけでごまかし、
画面からは、ビクトリーと特定はできない。

グレッグ・ジーン制作の、
スターゲイザーのスタジオ(特撮用)モデルは、
USSバルキリー
USS Valkyrie NCC-2590

と船名を上書きされて、
各地の巡回展
Star Trek: The Exhibition(スタートレック展)
Star Trek World Tour(スタートレック・ワールドツアー)

Star Trek: The Adventure(スタートレック・アドベンチャー)
——等々でお披露目されたため、
見学者の撮影した写真が、ネットにたくさん出回っている。

瘤(こぶ/バルジ)が目立つのは本来、船体の下部なのだが、
↓上方にして設置された展示もあった模様。
こぶ
↑こちらが正しい設置の方向。(写真を上下逆さまにしただけ)
↓とにかくこの展示方法だと、上下どちらかが見えにくいため(最上段)
dddx
2011年の展示で縦置きになった頃には、
本来のハサウェイの船名が透けて見えるようになった。


でもって、なんでわざわざハサウェイの船名を上書きして、
スターゲイザーに戻せばいいのに、
「マクロス」のバルキリーのプラモパーツを流用してるからにせよ、
バルキリーなんぞという、劇中に登場しない名前に変えたのか?

その真意は今もって不明。

とにかくスターゲイザー、ハサウェイ、ビクトリー、バルキリーは、
コンステレーション(星座)級。

もともとは、スターゲイザーはコンスティテューション(構造・憲法)級、
つまり映画版1~6作の、改装型/A型エンプラと同型として脚本が書かれてしまい、
先行するドラマ本編の撮影でも、
役者は「コンステレーションコンスティテューション級」とセリフを読んだ。

それから、
「ちがうちがう、スターゲイザーはピカードの部屋にある、
↓あのモデルだから、
teri
↓エンプラとは船種が別だよ」
desuyone
くろ

ってことで、アフレコでごまかすことにし、
コンスティテューションと口の動きがほぼ同じ、
「コンステレーション」級に設定された。

スターゲイザー/コンステレーション級にはCGモデルもあるが、

どれもテレビ/映画の劇中には未登場で、
後年の作品である。
ebisu
ひーす

スターゲイザーの最新立体製品は、
デアゴスティーニのスターシップコレクションの19号だが、



分厚い4階建ての円盤部最外縁が、
kもえ
エンプラやリライアントと同じ、スリムな2階建て程度の厚みになっており、
マニアからは、「こんなの、スターゲイザーじゃない!」と、
非難の声が、上がっているとかいないとか。

というわけで、スターゲイザーについては、
これ以上語ることは思いつきません。

さよなら、スターゲイザー!