アトランティックのアトランティス/あな知らアルカディア(16) | アディクトリポート

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松本零士創作ノート (松本零士作品と氏の人生の軌跡から)
松本 零士
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「宇宙海賊キャプテンハーロック」
の欧州語吹替版、
フランス(キャピテン・アルバトール)と、
おおおお



↓フランス人のファンがハーロック(アルバトール)に注ぐ、並々ならぬ情熱をご覧あれ。



イタリア(キャピタン・ハーロック)
ハロック


の人気は前に触れたが、
主役メカの宇宙海賊船アルカディア号も、
ヨーロッパのみで販売された、
独自路線(製造・販売)の玩具があった。

それがアトランティック(Atlantic)社の、
↓イタリア語版アルカディア(ArcadiaでもAlcadiaでもなく、Alkadia
こっち
↑フランス語版アトランティス(Atlantis)

アトランティック(社)のアトランティス(号)って……。

アトランティック社の意気込みが感じられるフランス版広告は、
↓アルバトール関連全商品が自社製で、本家タカラの輸入は一切なし!
せいひのな
↑アトランティス号の製品がこれ。

フランスでは人気絶大だった「宇宙からのメッセージ 銀河大戦」(“San Ku Kaï”=山空海?ギャラクシーランナー号とリアベ号のポピニカロボット・トントの超合金等が並んでいるので、当時のアトランティック社はポピー(バンダイのキャラ玩具ブランド。バンダイ模型と区別する意味もあって別ブランド名だった)と提携していたため、それがタカラ製品を輸入できない理由だったようだ。


「バトルフィーバーJ」の、DXバトルシャークと肩を並べる巨大トイ!
けいがn


その全貌が、これだ!
こい
元記事はこちら

厳密には、玩具ではなく、破格の大きさのプラ組み立てキット。

きっと

こちらが組立説明書。
こい
元画像はこちら

いったい何がどうしてどうなると、
↓これが
500
↑こうなるのかは、ひたすら謎。

胴体部品(中)に至っては、
↓アルカディア号(上)というよりも、
ささ
↑ほとんどスピーダー・バイク(下)状態。


↓あるいはグリの宇宙船(スティンガー)とか。
stinger

この、ほとんど「なんちゃってアルカディア号」状態の、
じういうj
写真の日付が2014年7月16日と、バリバリに新しい。
アトランティックのアトランティス。
実は激レアらしく、その希少ぶりは、
一説には、ビニールケープ・ジャワに匹敵するんだとか。
sered
↑ジャワのフィギュアは、当初はビニールの服をまとい(右)、ほどなく布製の服に変更(左)。しかしフィギュア自体の造形は変わらないので、頭のフードを布服バージョンは「2度かぶり」し、肩掛けベルトは隠れてしまう結果に。

ジャワのように、ウン十万円を払って、
ゲットする価値がこのSDアルカディアにあるかどうか、
それを決めるのは、あなた次第?