皆さん、この記事をご存じでしたか？
小泉氏と細川氏、脱原発で再びタッグ 社団法人設立へ
関根慎一 2014年4月15日05時34分
小泉純一郎（７２）、細川護熙（７６）両元首相が、脱原発を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立する。再生可能エネルギー普及の研究に加え、今秋の福島県知事選などで脱原発候補を支援することも検討している。
小泉、細川両氏は「推進会議」の活動方針を、①原発ゼロ・再生可能エネルギーの普及促進②原発再稼働反対③原発輸出反対、とすることで一致。今後は、新潟県や青森県など原発関連施設がある地域を中心にタウンミーティングを開き、小泉、細川両氏も出席して脱原発への機運を高めたいという。また、「推進会議」の活動と並行し、秋の福島県知事選や来春の統一地方選などで脱原発候補の支援も検討する。
ご存じない方が、多いですよね。
なぜなら、テレビでは一切報じられないからです。
いや、調べたら、１回はあったらしい。
で、リンクを張っといたのに、ファイルが消えてるし…。
おかしいなあ、テレビばっかり、みてんだけどなあ。
取るに足らない、老人の世迷い言とでも考えているのか。
そういうことにしておきたい人もいて、
こういうニュースもあったようだが、
小泉・細川元首相の法人設立、菅官房長官「感想ない」
菅官房長官は、小泉元総理と細川元総理が中心となり来月、脱原発を掲げた一般社団法人を立ち上げることについて「感想はまったくない」と述べました。
「ご感想があればと言われると、まったくありません。政界を引退した２人が何を行おうと、政府としてはいちいち気にすることでもないし、コメントすることでもないだろうと」（菅義偉官房長官）
小泉元総理と細川元総理の２人をめぐっては、今年２月の東京都知事選挙に「脱原発」を掲げて細川氏が立候補し、小泉氏が全面的に支援したものの、舛添都知事にダブルスコアの大差で敗れるなど影響力の低下が指摘されていて、今回の法人の設立についても今のところ政府与党内から警戒する声は出てきていません。
（15日17:47）
こっちもほとんど報道されず、現政権の思い上がりが知らされないことに、ますますムカつく。
「実際に国を動かすのは現政権なんだから、
応援するのが、国民の正しいあり方」
みたいに考えてる、
お人好しすぎる人もけっこういるみたいだけど、
そんなの、国民を裏切る犯罪者的殺人体質の安倍政権の、
まさに思うツボ。
今年の夏も、原発なしで夏の電力需給をこなせる見通し、
去年は猛暑で死者も出たため、節電の呼びかけさえなかったよ。
それとは裏腹に、
自民党が原発を「ベースロード電源」と、
基幹／基調電源を呼び変えただけで、
原発の存続維持を決めたことに、
その週末の朝のニュースでは、
Twitterの話題の８位だかで、
「原発全廃が公約だったはずの自民と公明の、国民に対する裏切り」
という声が紹介されたが、
それだけ。
局やニュース番組自体の意見表明は、まったくなし。
こうした暗澹たる事態に、具体的な対抗策になるとしたら、
今のところ最初に取り上げたニュースだけで、
それこそ唯一無二の、きちんと民主主義のルールに則った、理にかなうまともな有効回答（正解）なのに、
あたかもムダなあがきとばかりに、報道すらしないってことは、
テレビ局も犯罪に加担してる殺人体質ってことなんですよ、そこのあなた！
とかなんとか書いてたら、
ブログ更新直前に報じられてた、この記事で、
原発輸出の協定、参院可決 トルコ・ＵＡＥと
2014年4月18日12時37分
トルコとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）に原発を輸出できるようにする原子力協定が、１８日午前の参院本会議で自民、公明、民主の賛成多数で可決、承認された。みんな、共産、維新、結い、社民は反対した。協定は夏にも発効する。
民主で福島選出の増子輝彦氏が投票ボタンを押さずに棄権した。有田芳生氏、徳永エリ氏は欠席した。民主は、衆院の採決で欠席した菅直人元首相ら３人を幹事長名で「注意」、退席した２人を「党の役職停止」とした。
まともな人なら、「いよいよ（そもそも、もともと？）民主党も地に落ちたな」と感じるはずが、まるで賛同しなかったヤツを名指しでつるし上げみたいな書き方なのも、体制迎合の典型で呆れかえる。
権力者の、最後の目の上のコブであるべきマスコミが、
あんなゴミ野郎どもの御用機関になりさがるとはね。
つくづく世も末だす。