JJプライズの秘密/『イントゥ・ダークネス』公開直前(2) | アディクトリポート

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先週のこれ(『イントゥ・ダークネス』公開直前/それまくる話・59)の続き。

2009年の『スター・トレック』(11作目)でデビューした、

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JJ・エイブラムス監督版のエンタープライズ、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぽおp

略して
「JJ(ジェイジェイ)プライズ」
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-jeje
↑じぇじぇプライズ JJプライズ

日本では、今日8月23日からようやく本公開の12作目、
「イントゥ・ダークネス」(2013)にも続投するが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-だrkねっs

そんなに不格好かな?
って感じる人もいると思う。

「宇宙戦艦ヤマト2199」の作劇が、そんなに悪くないと感じる人に対して、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ゆり
↑2話の時点では、ユリーシャの犠牲って、なんだったんだ?と思ってたが、最近は「サーシャって、なんだったんだ?」とアホらしくなる。

「これまでどういうドラマを見てきて、そんなことが思えるのか?
(=ジャンプのマンガとか、ゴミアニメしか見てないんじゃないの?)」
とガクゼンとしたり、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-めい

May J.の歌を徹底否定な人に、
「お前の耳はどうなってる?」と感じてしまう
のと同様に、

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「JJプライズも、これはこれでアリ」
だと思う人のデザインセンスを疑うが、
実際に形になっちゃってると、
成立しているように思えるのも、しかたないかもね。

↓この動画とか、


QMX(クオンタム・メカニクス)社の、約7000ドルもする、アーティザン・モデル(さしずめ、「巧(たくみ)」「名工」シリーズ)とかを見れば、


まさかポンコツデザインで、
アメリカの超大作映画2本や、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-frfr

それが元になっている、70万円の高額商品が成立してるとは思うまい。

だが、「こんなのダメじゃん」と思ってる私が、
変わり者の少数派ってわけではなく、
少なくともスタトレの本場アメリカでは、
JJプライズは総スカン。

たとえば、この動画。

オリジナル(TOS)版エンプラが、歪んだ時間軸を修正して、JJプライズを「なかったこと」にしているし、
はたまた
↓この動画では、

映画版エンプラ(改装型)が、JJプライズを葬り去っている。

たとえば
↓この動画は、

次世代エンプラ・デザインコンテストに応募した作品の一つだそうだが、
「エンプラのデザインかくあるべし」と言う押さえが随所に効いていて、
見ていて納得、頭の中に疑問符が浮かばない。

JJプライズの失敗を象徴するように、
アメリカ本国での2009年のキット(模型)化は中止。

立体は、プレイメイツ社のオモチャがせいぜい。


ようやく今年、「イントゥ・ダークネス」版が発売されたが、

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ドイツレベル製なので、アメリカでは市販されていない。



教訓:自国で製品化されるようなメカデザインをこころがけましょう。