（以下転載）
イオン、
「ワーナー・マイカル・シネマズ」の劇場名を
「イオンシネマ」に変更
2013年06月12日
イオンは１１日、傘下企業が運営するシネマ・コンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ」の劇場名を「イオンシネマ」に変更すると発表した。年内に全劇場の名称変更を終了する予定。イオンの１００％子会社のワーナー・マイカル（東京都千代田区）とイオンシネマズ（千葉市美浜区）が７月１日付で経営統合し、「イオンエンターテイメント」に改称するのに伴い、劇場名もイオンシネマズが現在運営している「イオンシネマ」に統一する。
イオンは２月、ワーナー・マイカルに折半出資していた合弁相手の米映画大手ワーナー・ブラザーズから株式を取得し、完全子会社化していた。
個人的には、かなり納得です。
現時点では、ワーナー・マイカル・シネマズは、
全国に61箇所。
それに対して、イオンシネマは、
たったの13箇所。
だから全国的には、「イオンシネマ、何それ？」でしょうが、
私の在住する埼玉県草加市の近辺では、
イオンモール浦和美園がオープンした2006年4月21日に併設のシネコンは、
ワーナー・マイカルだったのに、
２年半後の2008年10月2日にイオンレイクタウン
と共にオープンしたのは、
まさに「何それ？」のイオンシネマだった。
だけどワーナーマイカルの「マイカル」って、
2001年9月に経営破綻してて、
その余波でシネコンの新規出店が３年以上なかったり、
イオンリテールとの吸収合併で2011年2月28日でマイカルと言う名称が消滅してるのに、その不吉な「マイカル」を名乗り続けてるのもヘンだった。
イオンショッピングモール内にあるんなら、イオンシネマの方が納得だしね。
イオンモール成田の場合、敷地内にシネコンはなく、
道を挟んだ向かい側に、成田HUMAXシネマズがあって、
ここは当初の駐車場に張り出す形に、IMAX館を2012年に増築している。
この前、ひさしぶりに浦和美園に行ったら、夏までにポイントカード制度を見直すとあったが、こういうことだったのね。
ところでイオンシネマといえば、シネコン界の激安王で、月曜日は男性1000円、
カード会員は
モーニングショーとレイトショーは1000円なんだけど、
旧ワーナー館も、この安い料金体系に揃えないと、全国各地でシネコンが飽和状態の昨今、勝ち抜けないと思うべな。
実際に日本で最初の本格シネコンだからやむを得ないかも知れないが、
ワーナー・マイカル・シネマズ東岸和田
ワーナー・マイカル・シネマズ高岡
ワーナー・マイカル・シネマズ上峰
の３館は 、権利と館名を変えた再オープンでない、完全閉店に追い込まれている。
というわけで、今後「シネコン・ウォーズ」と題した記事が不定期シリーズ化の予定。