ルパンと次元以外の声優が刷新されて、注目度の高かった本作、
見ての感想は、世評と違わず。
声優はグッド。
脚本（ストーリー／ドラマ）はダメダメ。
でもまあ、そんなのわかりきっていたというか、
声優が刷新されたって、アニメ『ルパン三世』のドラマ構築者が交代しない限り、
テレビスペシャルの行き詰まりとマンネリが解消されるわけないんだから。
手堅く、最成功作の『カリオストロの城』の二番煎じで行こうとしたのは、
（以下、Wikiより）
総作画監督に『世界名作劇場』や『となりのトトロ』の作監、スタジオジブリアニメの原画などで知られる佐藤好春を迎え、画調も変更している。制作もトムス自社ではなく、TVスペシャル第19作『ルパン三世 霧のエリューシヴ』と同じく
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テレコム・アニメーションフィルムが担当
したことでもわかるけど。
見映え（作画）と音（声）だけ、似せてもねえ。
『カリ城』患者は、
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別にルパン関係者に限らず、
『K-20』（2008）みたいに、
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それこそ業界全体に蔓延してるんで、本家の「ルパン」でなぞるのもしかたないかという気もするが、
逆になんで「ルパン」ほどのタイトルが、他のアニメやマンガからいただかないとならないのかに、失望と嘆きの声が多く、それについても同感である。
さて、毎年変わり映えせず、恒例の１本で終わってしまう原因の一つに、
相変わらず大野雄二の音楽を使い回していることもあるのを、大半の作り手も受け手も気がついていないこともまた、事態の深刻さを示している。
２月22日には、早くもパッケージ発売されるそうです。
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さて、それまくる話といえば、タイトル音楽の女性コーラス、
♪ルパン ルパ～～ン♪
だと思ってる人が多いよね。
♪ルパン・ザ・サ～～ド♪
（Lupin The Third）
だよ。
なんでフランス人の「ルパン」に、英語の「三世」なのかわからんが、
フランス語では、Lupinは「リュパン」だから、
仏語のルパン三世、
Lupin le troisième は
「リュパン・ル・トロワジエム」
だけど、
♪リュパンルトロワジエ～～ム♪
とやっても、誰もわからないけどね。
2002年の３月に高校２年生だった生徒に、「ルパンルパ～ン」じゃなくて、
「ルパンザサ～ド」だと教えたら、そのうちの一人が、
「どうしよう！ 私、ルパンルパーンだと、ずっと思ってて、他の人にもそう言っちゃった！」
と悔やんでいたが、「どうしよう…」も何も……（笑）
そんな彼女も、早26歳。
ミクシィで近況をのぞくと、結婚して第一子をみごもっているらしい。
生まれてくる子供には、
♪ルパンザサード♪
なんだと、教えてあげてくれたまえ！
おわり